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絶海の孤島! 猿の群れに遺体を食べさせる葬儀島【猿噛み島】

あらすじ
交野 直哉(かたの なおや)の恋人、咲希(さき)の父親が不慮の事故死をとげた。急きょ、彼女の故郷である鹿児島のトカラ列島のひとつ、『悉平島(しっぺいとう)』に二人してかけつけることになった。
じつは悉平島での葬送儀礼は、特殊な自然葬がおこなわれているのだという。

その方法とは悉平島から沖合三キロのところに浮かぶ無人島『猿噛み島(さるがみじま)』に遺体を運び、そこで野ざらしにし、驚くべきことに島に棲息するニホンザルの群れに食べさせるという野蛮なやり方なのだ。ちょうどチベットの鳥葬の猿版といったところだ。

島で咲希の父親の遺体を食べさせ、ことの成り行きを見守る交野。あまりの凄惨な現場に言葉を失う。
やがて猿噛み島にはニホンザル以外のモノが住んでいることに気がつく。
日をあらため再度、島に上陸し、猿葬を取り仕切る職人、平泉(ひらいずみ)に真相を聞き出すため迫った。いったい島にどんな秘密を隠しているのかと――。
猿噛み島は恐るべきタブーを隠した場所だったのだ。
Nコード
N5085EB
シリーズ
怖い島シリーズ
作者名
尾妻 和宥
キーワード
R15 残酷な描写あり 伝奇 ミステリー サスペンス スプラッタ 冒険 シリアス 男主人公 現代 島ネタ 民俗学 人身御供 葬送儀礼 黒不浄
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2017年 06月22日 21時28分
最終掲載日
2017年 06月26日 07時00分
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