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くだん姫

あらすじ
 くだんとは、予言をする聖獣。歴史に残る大凶事の前に生まれる。短命。
 鎌倉時代の草創期。くだんは源頼朝の長女、大姫として現世に現れた。
 大姫は地獄の鬼を「しもべ」と呼び、配下にしている。鬼たちは人間として生まれて、聖獣くだんに仕えることで、己の業を洗い流すという。

 鎌倉の御家人でもある海野幸氏は、大姫からこれから出会うはずの「恋人」の危機を予言され、阻止するよう命じられる。彼はかつて、その娘との恋ゆえに地獄の鬼となり、今生で共に大姫に仕えることで許されようとしているらしい。幸氏には覚えのない話。納得できないまま、同輩の比企宗員とともに鎌倉を発つ。
 一方で、北条家の傍流に生まれた少女、ささめは、鎌倉御所へ仕えるために伊豆を出た。従姉妹のかがりには妬まれるが、ささめが望んだのではない。ささめは故郷に居場所がなかった。あやかしに好かれるため、周りからは「不吉な娘」と疎まれていた。両親もなく、庇ってくれていた許嫁まで奥州の戦で行方不明となってしまった。ささめの味方は、あやかしの叶野(かなの)だけ。そんな寂しい境遇が、彼女を気弱で流されやすい性格にさせていた。
 旅の途中、ささめは死霊に魅入られ、狙われる。幸氏の「守る」ということばに心奪われるが、彼らに、叶野をあやかしだというだけで追い払われてしまう。さらに彼らは、ささめは人間ではないと告げ、しもべとして大姫に仕えるよう強要する。
 そこへ死んだはずの許婚が生還してくる。

Nコード
N4726DC
シリーズ
くだん姫
作者名
ハルコ
キーワード
ヒストリカル 伝奇 時代小説 怪談 歴史 恋愛 転生ファンタジー 予言 鎌倉時代 北条氏 大姫 スピリチュアル
ジャンル
歴史〔文芸〕
掲載日
2016年 01月30日 23時24分
最終掲載日
2016年 01月31日 00時20分
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文字数
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