ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

廃棄姫はなぜかまだまだ忙しい

短編
あらすじ
この国の王女の顔には大きな傷跡がある。
第二王女メリルは幼い頃に不慮の事故によって顔に大きな傷を負ってしまった。それは誰のせいでもなく自分の不注意のせい。だから誰も責める事が出来ずに鏡で自分の顔を見るたびに泣いていた。
いつしかメリルは仮面で顔を隠し、人と接する事を拒むようになっていった。それが更なる憶測を呼んでありもしない悪い噂が広がっていき、それがメリルをさらに傷つけていった。
このままではメリルが王族として生きる事は難しく、お互いに歩み寄る事が出来なくなってしまう。ならば身分を廃して隠遁生活を送らせるしかないと判断し、メリルは自身を王族から廃棄してもらい王領にある奥の院で静かに暮らす事となった。
こうして王家の一族から王女メリルというひっそりと名前は消え、悪い噂は人々の記憶から薄れていった。

そして奥の院にてメリルは静かで穏やかな日々を送ろうと思っていた矢先に・・・かつて疎遠となっていた実の兄や異母兄弟達、父や母、様々な人達がひっきりなしにメリルの下を訪れるという賑やかな日々が続いていく。
すれ違いや誤解が紐解かれて行き、お互いが歩み寄って大きく成長していくメリル、これは心と体に深い傷を負った王女が新たな自分を見つけ一歩を踏み出す物語。

*今作は前作の「廃棄姫はなぜか今日も忙しい」の完全続編で登場人物も同一の後日話となります。初めての方でも楽しめるようには書いたつもりですが、合わせて前作も読んでいただけるとより楽しめる内容となっております。

前作「廃棄姫はなぜか今日も忙しい」
https://ncode.syosetu.com/n9077hj/
Nコード
N4639HP
シリーズ
廃棄姫
作者名
屋津摩崎
キーワード
日常 青春 ホームドラマ ほのぼの 女主人公 西洋 中世 ハッピーエンド 少しだけ恋愛風味 スローライフ 家族 王女
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2022年 04月29日 17時04分
最終更新日
2022年 05月15日 11時28分
感想
12件
レビュー
0件
ブックマーク登録
340件
総合評価
5,622pt
評価ポイント
4,942pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
17,384文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1562IQ| 作品情報| 短編| 推理〔文芸〕
これはどこかの大学でのお話。 とある大学校内にある一室、冬の寒い日に吸い寄せられるように若者達が集まってきた。 部屋のドアには「ミステリー研究会、略してミス研」と手書きで書かれた紙が貼ってある。 ミステリー研究会のメンバ//
N3692HH| 作品情報| 連載(全228エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「私の人生は幸せだったと言えただろうか?」 大国エルバニア王国で8公の1つと数えられる名家グランマーレ公爵家夫人のベネルネスは死を目前にして自問自答していた。 かつて「氷の貴婦人」と呼ばれていた彼女は28歳という若さで病//
N0203IL| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
掌編小説日常シリーズです。 ある日の母と娘のたわいもない会話です、左右の判断を苦にする娘があみだした独自の方法とは? 中身のない日常を切り取った掌編小説です、少しでもほっこりしてくれたら嬉しく思います。
N3055IK| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
誰かに相談する事なく自分の好きなように小説を黙々と書いてきました。 それなりに私の小説が人に読んでいただけるようになった今日この頃ですが、無知ゆえに少々やらかしていたようでした。 きっと私のように今まで文章を書くという事//
N7315IG| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
ある日常の夫婦のお話。ご機嫌に酔った妻からの告白から始まる、ほのぼのした日常が綴られる。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ