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デュアルライフ ~迷い活きる死者、惑い屍ぬる生者~

短編
あらすじ
あらすじ
 生者が住む世界『生界』と死者が転生をするための世界『死海』、そしてその狭間にある『迷廻』。そこに住まう魂は特別なもので、ある条件が必要となる。それは特定の生者の魂と両思いであること。その『迷廻』と生者死者が物語を担う。
 『生界』の日常と『迷廻』の非日常を送っていた天聡俊輔と杜野怜は、『迷廻』に突然起こった反乱に困惑する。自分達本位の魂が集まる『迷廻』では他事に我関せずを貫く魂が多い中で、二人は怜の妹・杜野燐の告白というきっかけもあり、世界を護る選択をする。生者死者それぞれが抱く想いのために。反乱の首謀者・琴吹獅童の動機は、妻の千影を殺された復讐心からだったが、鎮圧のために俊輔は千影の魂を掬い出すことを思い付く。その手段のために悩んでいた彼らの前に現れたのが『神界』の使いと名乗るアーリャだった。『神界』は創造主で世界に干渉できる存在で、アーリャは提案に快諾するが、準備には数日かかるという。
 その間も変わらない『生界』での日常。
 そして決戦の日、代表して俊輔が『死海』へ飛び込むが、同時刻『生界』では、事故・災害などによる大量死が発生していた。それらで死した魂は『死海』に流れ込み、原因で起きた激流で俊輔は流されてしまう。その先で千影には会えたものの、戻る手段が断たれていた。だがそこに怜が現れる。彼女は危険を顧みず『死海』に突入し俊輔と千影を導こうとするが、そこで再び大量死による激流。俊輔と千影は何とか踏みとどまるが、怜は流されて行方がわからなくなった。怜が齎した帰還手段で『迷廻』へ向かい、千影を獅童に会わせ反乱を防いだ俊輔だったが、怜を失ったショックのまま『生界』に帰る。そこで自分はやるべきことがあることを思い出す。すなわち、燐とともに生き、怜と交わした約束・自分の傍に転生させるのだ、と。そう決意した俊輔は、一時的に『迷廻』の非日常を忘れ、『生界』の日常へ戻っていくのだった。
Nコード
N4563BZ
作者名
多里弥翔馬
キーワード
青春 涙 シリアス 三角関係 霊界 幽霊 高校生 学校
ジャンル
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
掲載日
2014年 02月21日 22時06分
最終更新日
2014年 02月22日 05時20分
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文字数
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