- あらすじ
- かつて名を持ち、
やがて名を失った地があった。
剣と血と歌がそれを語り、
石と風がその名を削った。
英雄は知らぬまま倒れ、
象徴は拒めぬまま祀られ、
願いは意味を与えられぬまま折れた。
生あるうち、名はなく、
死して後、名は集められ、
祈りと火の中で
別の声へと変えられる。
正義は語られ、
平和は歌われ、
戦は秩序として記された。
されど、
名を持たぬ者の息と、
届かなかった願いは、
いずれの書にも刻まれなかった。
時が流れ、
すべてが風となった頃、
影の中に、
小さき命が生まれ落ちたという。
――これを、
灰燼年代記と呼ぶ。
そして、名を持たぬ火は消えず、
世の底に伏して、次の時を待つ。 - Nコード
- N4484LR
- 作者名
- kira
- キーワード
- 残酷な描写あり ダークファンタジー シリアス 神話風 洗脳 重厚
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 01月23日 22時00分
- 最新掲載日
- 2026年 02月14日 20時00分
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- 文字数
- 15,491文字
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灰燼年代記
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連載(全11エピソード)
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ハイファンタジー〔ファンタジー〕
かつて名を持ち、
やがて名を失った地があった。
剣と血と歌がそれを語り、
石と風がその名を削った。
英雄は知らぬまま倒れ、
象徴は拒めぬまま祀られ、
願いは意味を与えられぬまま折れた。
生あるうち、名はなく、
死し//
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