ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

義妹が眼鏡を外したら美少女だということをイケメン義兄の俺だけが知っているんだが、ある日、義妹の眼鏡が吹っ飛ばされ...

あらすじ
なんだよ。たいして可愛くねぇじゃねえかよ。。

俺はがくっと項垂れた。
もともと期待はしていなかった。
親の再婚で突然できた
俺の義妹。
外見はたいしたことなかった。地味眼鏡女子だった。

ただ、俺と高校が同じだった。
でも、俺はそいつの存在を認識していなかった。だって、空気みたいなんだもん。
学園のマドンナとかじゃない。
目立たない空気のような女だった。「橘ヒナタです。宜しくお願いします」

義妹になる女の名前。
ヒナタ。

名前はかわいいけど、印象がいまいち。

自分で言うのもなんだけど、イケメンだと周りからチヤホヤされてる陽キャな俺はいつだってモテて女に不自由していなかった。

だから、目が肥えてる。

義妹とは言え、同級生になる。
俺のが早生まれだ。

「こちらこそ、よろしく」

形ばかりの挨拶。
本当はかわいい義妹がほしかったが、
これじゃ、陰キャ義妹だよ。同居後は、義妹に対して素っ気ない態度をとった。
可愛い子であれば、一緒に買い物とか行きたいし、外食もしたいけど、これじゃあな。
可もなく不可もなく、ただ接してるだけだな。おはようとかの挨拶程度。
別段、他のことはなにもない。

ただひとつ、俺は義妹に伝えておいた。
伝えた、といっても約束をさせたんだ。

同居が決まってすぐに。

俺の家に、新しい父親とともに義妹が転がり
こんできてすぐに、陰キャ義妹にこんな約束をさせた。

「あのさ、俺らが義理の兄妹になったことは
高校のやつらには絶対内緒な。
いいか、口が裂けてもいうんじゃねぇぞ」

他の人にとっては俺らの同棲は格好の話題になりかねなかったからだ。

「は、はい。。こちら、はなからそのつもりでした。シンジくんはイケメン過ぎるから、
そんなイケメンとこんな地味な見た目の私が兄妹になったなんて、恥ずかしいですもんね?」

「そうだ。その通りだ」

我ながらキツイことを平気で言ってると思う。

まぁ、でも、眼鏡をかけてる地味子、
もとい、ヒナタが顔色ひとつ変えないので
別にこいつは、なにを言っても傷つかないのかもな、と思ったりもした。
「わかりました。約束します。
私としても、シンジくんに迷惑はかけられませんし...」

「おう。頼むぞ。絶対に俺らの関係性を周りにはバレないようにしてくれよな?」
Nコード
N4456HN
作者名
雲川はるさめ
キーワード
ラブコメ 陰キャ 義妹 実は可愛い イチャイチャ
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2022年 03月14日 17時40分
最終掲載日
2022年 03月14日 17時41分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
12件
総合評価
68pt
評価ポイント
44pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
4,154文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N6490HO| 作品情報| 連載(全12エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
ある日の日曜日。 ゲームヲタク仲間のシンヤとゲーセンに立ち寄ろうとした昼下がり。 シンヤが俺の肩をばんばんと勢いよく叩いた。 「お、おい、シンジ、あれ見ろ...!!!あれ!」 いってぇな、、と思いつつ シンヤが指差し//
N4456HN| 作品情報| 完結済(全2エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
なんだよ。たいして可愛くねぇじゃねえかよ。。 俺はがくっと項垂れた。 もともと期待はしていなかった。 親の再婚で突然できた 俺の義妹。 外見はたいしたことなかった。地味眼鏡女子だった。 ただ、俺と高校が同じだった。 //
N3789HN| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
俺の義妹がこんなにかわいい奴だったなんて 思わなかったぜ...!!!!!
N9773GT| 作品情報| 完結済(全7エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
俺はいつだって思ってた。 何かに一生懸命になるのは、カッコ悪いって。 無能なモテない陰キャだと幼馴染にバカにされてた俺→実は東大医学部も余裕で合格できるんだが、今更、模試とセンター試験の結果を見て態度おかしくされて//
N7195HM| 作品情報| 完結済(全2エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
眼鏡を外したらイケメンだということをブラコンの妹だけが知っているんだが、俺のこと馬鹿にしてくる美少女幼馴染にバレたらヤンデレ化しました。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ