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異能者たちの狂詩曲

あらすじ
『知恵だけじゃどうにも解明できない力がある。それがイヤで仕方ないんだよ』

 これはある特異な“力”を研究している学者の発した言葉。
 この世界には、二種類の人類がいた。


「スイ、おしょーゆ取って」
「うーい」

 ――一人がテーブルの端に視線をやると、醤油差し宙は浮きもう一人の前に運ばれてゆく。


 それは、“異能”と呼ばれる力を持っているかどうか。
 異能力を持つ者に、人種も、国籍も、性別も関係ない。ただ、持っているか否か。


「ユーキ、さっきからなに見てんの?」
「んー……あそこ、人魂が飛んでるなーって」

 ――一人は空を指差し、もう一人はいくら目を凝らしても何も見えない。


 異能と一括りに呼ばれながらも、そこには種類があった。


 超能力を持つ少女――泉 睡蓮。
 霊能力を持つ少女――神代 有希。


 二つの異能。
 二人の異能力者。

 同じ家に住み、普通とは少しだけ違う日常を過ごす二人。


 ……そして、もう一人。
 騒がしく過ぎてゆく日々のなか、人に害なす悪霊――霊鬼に追われ、二人の前に現れた少年。

 この三人目の異能力者との出会いにより、物語は始まる。
Nコード
N4397EM
作者名
染井藍
キーワード
R15 残酷な描写あり 伝奇 怪談 異能力バトル 和風 現代 超能力 霊能力
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2018年 01月06日 22時48分
最終掲載日
2018年 01月25日 01時00分
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文字数
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