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軽やかな舞すらをも許容するそれらは

短編
あらすじ
高校に入学した私は小学校の時の友達、千尋と同じクラス・隣の席になった。
入学式。びっくりした顔をした後、嬉しそうに笑って私の名前を呼んでくれた千尋。
平和な時間だった。でも、それも短い平和だった。
教室に集まった生徒たちがまずすることは携帯電話を取り出すことで。
SNSやってる? グループ作ろうよ。
飛び交う言葉は私たちのところにもやってきた。
すぐに携帯電話を取り出した私に対して、千尋は小さく消えそうな声で言った。
「ごめん、私、携帯持ってないんだ……」
私は思った。
ああ、異なりになってしまう。
教室と言う場所は見下すのが大好きなのに……。

ハチノスさん(http://alveare.xxxxxxxx.jp/)からお借りしたお題を使った小説になります。
なお、FC2小説にも同じものを掲載しております。
Nコード
N4351EF
シリーズ
お題小説
作者名
水泡歌
キーワード
お題小説 高校生 いじめ 携帯電話
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2017年 08月28日 20時43分
最終更新日
2017年 08月29日 11時56分
感想
0件
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1件
総合評価
38pt
評価ポイント
36pt
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開示中
文字数
5,659文字
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