ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

物理が違う異世界へ写されたあたしが飛行船を目指しながら、共産主義を広げちゃった

あらすじ
「革命をはじめようか」

短い共産党宣言を読み終えたところでそんなことを言ったあたしだったが

「革命を導いてが良い」

がどこからか分からずに脳に響いた。他の言葉と一緒に。

するかよと突っ込み返りたかったんだけど、記憶が不安定になった。

時間が流れるくらいは何とか分かっていって、場所も変わる途中だ。

本当に声があったのか?

音でもあったのか?

数秒にも及ばない内に異なる所にいると把握できて、轟音と破壊に囲まれた。周りの悲鳴と近くに子猫か赤ちゃんの鳴き声も聞こえる。

母さんが抱きしめて走ってる。ちらちらと裏から大きな……

何あれ。大きい過ぎて早すぎて、でも輪郭不明。音だけで死にそうだ。

来たか。

突然回されて母さんと向き合う。

「ごめんね、ヤ」

とだけ言い、あたしを土に置いた。そして母さんが突然消えた。

あそこへ向いたか。どうしてそんなこと。|娼婦《しょうふ》が何を出来てるの。

近い子猫か赤ちゃんの泣き声が悲鳴になった。慟哭になった

ああ。

あたしだね。

夢か。きっとそうだよ。

破壊音が激しくなる内に、終わりを待つしかない。

目を閉じて記憶がまた不明になる。そのうすると混乱が遠ざかる事に気づいて目をまた開ける。

町の姿がない。目を彷徨わせた最後に誰かのおじいさんの腕にいた。

「母親によく助けられたな。二人とも」

彼の視線を追ったら、遠く下に建物があった。

記憶がまた不明になる前の最後の記憶は轟く悲鳴だった。
Nコード
N4304IO
作者名
ハ・グリ
キーワード
R15 異世界転生 異世界 女主人公 物理 魔法 共産 共産主義者 共産主義 経済 日常 飛行船 転生 怪獣 身分差 冒険 職業もの
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2023年 12月27日 14時42分
最新掲載日
2025年 03月05日 10時10分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
2件
総合評価
24pt
評価ポイント
20pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
210,546文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4304IO| 作品情報| 連載(全25エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「革命をはじめようか」 短い共産党宣言を読み終えたところでそんなことを言ったあたしだったが 「革命を導いてが良い」 がどこからか分からずに脳に響いた。他の言葉と一緒に。 するかよと突っ込み返りたかったんだけど、記//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ