- あらすじ
- 『私、無神論者ですから』
それが彼女の口癖だ。信念だとも言う。
この考えに至ったのには理由がある。
幼い頃は神を信じていた。
超常的な存在の上に成り立つ概念のような存在だと。
そう言われ、それを信じていた。漠然と、ただ畏れていた。
近所の神社が取り壊された。
更地が残され、数年後にはコンビニが建った。
道路の拡張工事で、道祖神が撤去された。
社もご神体もなくなり、何も残らなかった。
数年もすれば、人々の記憶からもなくなるだろう。
そんなこんなが積み重なり、彼女は『神』を信じなくなった。
一言で言えば、スレたのだ。
たとえ『神』を信じようと、たとえ『神』を信じまいと、結果は同じだ。
そうやって、彼女は『神』を信仰しなくなったのだ。 - Nコード
- N4263CP
- 作者名
- ちょめ介
- キーワード
- ファンタジー 妖怪 神様 現代(モダン) 大学生
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2015年 04月02日 16時38分
- 最終掲載日
- 2016年 11月20日 18時00分
- 感想
- 0件
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- 0件
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- 7件
- 総合評価
- 34pt
- 評価ポイント
- 20pt
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- 開示中
- 文字数
- 365,212文字
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