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木馬のお店

短編
あらすじ
 宅也は中学二年生。彼の最近のお気に入りは、あるスーパーの陳列棚の上に飾られた木馬。その木馬は強いオーラと存在感があり、宅也はただの木馬ではないと思っていた。
 ある日、木馬を見上げていると、棚の裏側で誰かが木馬に話しかけていた。それは、宅也の隣のクラスの芹奈という女の子だった。 次の日の放課後、藤棚で話をした二人は、木馬のことで意気投合。二人で木馬に会いに行く。すると、木馬から強いテレパシーを受ける。木馬は遠い星から送られ、自分のテレパシーを受けた者の願いをかなえるという。 二人はそれぞれ木馬に願い事を言う。
 芹奈はおじいさんが元気になること。
 宅也は自分一人がなにをやっても知れているという無力感から解放されたい。
 その夜、木馬が宅也の部屋に虹色の光の渦とともに現れる。そして自分は時空を越えて、どこにでも旅することができると言う。宅也と芹奈は木馬の背に乗って旅に出る。
 第一日目の夜、木馬は芹奈の願いをかなえるため、おじいさんの心の無意識を旅する。 第一は「人の住まない城」、第二は「砂漠の星祭り」、第三は「崩壊する氷山」
 三つの旅により氷山に閉じ込められていたおじいさんの魂が自由となり願いはかなう。
 第二日目の夜木馬は宅也の願いの旅に出る 第一は「山楼の仙人」、第二は「サバンナの夜明け」、第三は「極北のクリスマス」
 これらの旅により、宅也は無力感から脱出し「感じること」「今に生きること」を学ぶ。 その後、木馬の願いで、孤独な少年勇太を宅也と芹奈がその孤独感から解放する。
 木馬は、助けが必要な人が別に現れたため、二人と別れを告げる。残された二人は、この旅の体験の感動が薄まらないため、未来の自分に手紙を書き、木の下に埋める。芹奈は転校し、それぞれの本当の人生の旅が始まる。
Nコード
N4240DT
作者名
文月聖二
キーワード
異世界転移 冒険 ネット小説大賞五 ツタヤリンダ大賞B1 ファンタジー エンターテイメント 異世界 成長 少年 少女
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2017年 01月19日 23時08分
最終更新日
2017年 01月21日 20時51分
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9pt
評価ポイント
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文字数
43,230文字
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