- あらすじ
- 「話をしよう。これは、昔俺が知り合った不思議な少女の話だ――」
――令和二年、島根県の片田舎から東京の高校に進学した俺、杵(き)築(づき)直(なお)衛(え)は、五月の休日に一人、明治神宮の杜を歩いていた。
別に信心深いというわけじゃない。ただ東京の観光地をいろいろ回ったうちの一つというだけだ。 特に願い事もなく、適当に社殿の賽銭箱に五円玉を投げ入れて手を合わせ、その後、そのまま杜の中をぶらぶらしていた。
「癒やされるな……」
年寄り臭いと思いながらも、ついそんな言葉が口をついた。
東京の中心地にありながらも先が見えないほど広い昼下がりの杜は、慣れない東京の生活に少し疲れていた俺に多少の安らぎを与えてくれた。
適当な道を選びながら歩き、奥まった場所の小路に差し掛かった時、大樹の近くでたたずむ一人の少女が目に留まった。 - Nコード
- N4220GR
- 作者名
- 一条和彦
- キーワード
- ミステリー 怪談 異能力バトル 現代 ダーク 男主人公 和風 陰陽師 古事記 日本書紀
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2020年 12月23日 00時48分
- 最新掲載日
- 2020年 12月23日 23時11分
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- 文字数
- 6,733文字
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怪異奇譚(仮)
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N4220GR|
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連載(全2エピソード)
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ローファンタジー〔ファンタジー〕
「話をしよう。これは、昔俺が知り合った不思議な少女の話だ――」
――令和二年、島根県の片田舎から東京の高校に進学した俺、杵(き)築(づき)直(なお)衛(え)は、五月の休日に一人、明治神宮の杜を歩いていた。
別に//
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連載(全3エピソード)
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ヒューマンドラマ〔文芸〕
野崎茜は、チチの転勤のため横浜に越してきた高校一年生。
しかし、趣味や特技もなく、これといった特徴のない自分に自信がなく、引っ込み思案な性格も災いして、学校になじめずにいた。
そんな時、偶然、横浜みなとみらい地区の//
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