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THE END OF ...

短編
あらすじ
 みんな聞いて、人類は滅亡するの!
 明日の夜明け前、巨大な隕石が落ちてくるんだって! それなのに、親も学校も、みんな「いつも通り」の生活を続けようとしてる。こんなのおかしい。やってられない。
 どうせ死ぬのなら、残された時間は自分の好きに使いたいでしょ。だから私は、あいつに会いに行った。あいつは空飛ぶ円盤でこの星にやってきて、私と秘密のお友達になったの。私は死にたくないし、あいつとずっと一緒にいたいから、隕石が落ちる前に一緒に脱出しようとお願いしたの。でも何だかんだ言って結局断られちゃった。あいつは私とは違う存在なんだって。何それ!
 餞別に他所の星で拾ったというCDを残して、あいつは飛んで行った。その夜、CDを聴きながら私は人類滅亡の時を待った。切なくて、切なくて、こんな歌をくれるくらいなら、死んでもいいから、いっそ私を連れ出してほしかった。
 気付いたら、朝になってたけど。
Nコード
N4182GR
作者名
おさひさし
キーワード
エイリアン 天災 シリアス パラレルワールド 現代
ジャンル
パニック〔SF〕
掲載日
2020年 12月24日 07時00分
最終更新日
2020年 12月23日 19時40分
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文字数
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