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立てこもり         :約3000文字

短編
あらすじ
「……うおっ」

「あっ!」

「黙れ。声出したら首をへし折るぞ」

 おれは思わず息を呑んだ。居間でぼんやりとリモコンをいじりながらテレビを眺めていた、そのときだった。突然、窓がカラカラと乾いた音を立てて、ゆっくりと開き始めた。
 何事かと思い、テレビを消して前のめりになった瞬間、窓の向こうから男の顔が、ぬっと突き出てきたのだ。
 男は部屋に上がり込むと、そっと窓を閉めた。白いTシャツにグレーのスウェット。短く刈り込まれた髪に無精ひげ。その目は血走っている。
 今の物言いに、この風貌。この男、まさか――。

Nコード
N4176LQ
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 01月21日 11時00分
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+注意+

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