- あらすじ
- 「国を滅ぼす? 森で行き倒れ、ぜいぜいと苦しげに呻いているか弱い人間がか?」
言い伝えの日に生まれたことにより『滅びの魔女』としてレジール国を追放されたノーリング伯爵家の令嬢シェリーは、獣人の国グランゼイルの森の中で行き倒れたところを竜王に助けられる。
素直に自身が国を滅ぼすと言われていることを明かすが、「私がおまえに害されると思うか?」と一笑に付される。
それどころか――
「もう少し大きく口を開けろ。でないとこぼれるぞ」
――餌付けされてる?
「他に欲しいものはないか?」
気づけばせっせと世話をされていた。
父親に男として生きるよう強いられ、軟禁されていたことで少年にしか見えないシェリーにレイノルドは自ら食べ物を与え、震えるシェリーを温めて眠る。
――おかあさんみたい。
これまで苦境にありながらも自らの力で生き抜いてきたシェリーは、レイノルドの傍で初めて安心して居られる場所を得る。
その恩に報いようと、知識を生かし薬を作り始め、その傍らで自らの人生を振り回す言い伝えについて調べ始める。
そうして健康的な生活を送るうち、シェリーは徐々に年齢らしく成長していく。
一方、『滅びの魔女』を追い出し平和になったはずのレジール国では、ちょっとした騒ぎが起きていた。
最も強いがゆえに日々にハリがなく退屈を持て余していた竜王と、孤独ゆえにコミュ障をこじらせうまく思っていることを伝えられない少女。
「か弱い子ども」と「おかあさんみたい」な間柄は徐々に変化していき――。
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※無断転載・複写はお断りいたします。 - Nコード
- N4165JX
- 作者名
- 佐崎咲
- キーワード
- ネトコン13 ハッピーエンド タフなヒロイン 男装ヒロイン 成長(物理) 愛でる竜王 じれじれ 言い伝えへの反証 自ら幸せを掴み取る どんどん甘くなる 徐々に恋愛に移行
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2024年 12月27日 06時25分
- 最終掲載日
- 2025年 01月31日 21時33分
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- 文字数
- 196,915文字
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追放された滅びの魔女ですが、竜王に餌付けされています
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