ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

引きこもりゴミ屋敷令息の恩返し 〜悪役令嬢を一家ごと引き取りました〜

あらすじ
ケビン=ケレンスキーは研究者。
隣国エレンスキー王国出身の彼は、実家に勘当されており、デジケイト王国で細々と研究を続けている。

彼の元に朗報が入った。

デイトナーズ公爵家のお取り潰しである。

元公爵ダニエルと長男ドビアスは鉱山の鉱夫として、妻チェルシーと長女のデイジーはそれぞれ評判の悪い男爵家の下女として売り飛ばされ、一家は悲惨な結末を迎える予定のようだ。

それを、ケビンは回収した。

鉱山長と男爵達の頬を札束でなでたところ、皆満面の笑みで四人を譲ってくれた。

そうして、四人がたどりついた先は、ケビンの家である。

「ようこそ、みなさん。自分の家だと思って、ゆっくりしていってくださいね」

唖然とする四人に、ケビンはニコニコ笑っている。

「な、なぜ私達を?」
「恩返しです。好きに過ごしてください」
「長女のデイジーを、嫁にでも?」
「いいえ? 恩返しですから」
「……長男のドビアスに、ご興味が」
「私にそういう趣味はありません」
「…………妻のチェルシーを……!」
「ですから、恩返しです」
「私にできうることなら、なんでも致しましょう」
「その発想から離れてもらっていいですか」

こうして四人が足を踏み入れたのは、ケビンの住むゴミ屋敷だった――。

※隣国を出奔した一代侯爵の研究者ケビンが、城が立つほどの特許料をもてあましながら、震える四人家族を愛でていたら、激烈になつかれた話。
※カクヨム、エブリスタにも掲載中。
※R7.5.11日間総合ランキングにて、完結済み→1位、すべて→25位をいただきました。ご愛読ありがとうございました!
Nコード
N4066JR
作者名
黒猫かりん@「訳あり伯爵様」コミックス発売中!
キーワード
HJ大賞6 集英社小説大賞6 男主人公 ハッピーエンド 溺愛 研究者 微ざまぁ 老若男女ハーレム 婚約破棄 コメディ ものづくり 謎の両片思い 仕返し 刺激的ほのぼの 宇宙猫大量発生
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2024年 10月24日 12時11分
最終掲載日
2025年 05月05日 15時14分
感想
41件
レビュー
1件
ブックマーク登録
2,067件
総合評価
18,814pt
評価ポイント
14,680pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
155,535文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N8339JI| 作品情報| 連載(全27エピソード) | 異世界〔恋愛〕
【旧題】敵国から嫁いできた悪役王女……のつもりだったのですが、めちゃくちゃ大事にされている上に、契約結婚になるようです。 ~✿~✿~✿~  ヴィオレッタは、ヴィンセント王国でにて呪われた子として扱われてきた第三王女だ//
N9565KN| 作品情報| 連載(全3エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
あらすじ 俺は料理人、山田太郎25歳。 中華風の異世界に愛するヨウコを奪われた男だ。 それから、異世界の住人がちょくちょく俺の店に料理を食べに現れるようになった。 知ってるか? 宇宙において、星と星の間で一方的な食//
N4066JR| 作品情報| 完結済(全45エピソード) | 異世界〔恋愛〕
ケビン=ケレンスキーは研究者。 隣国エレンスキー王国出身の彼は、実家に勘当されており、デジケイト王国で細々と研究を続けている。 彼の元に朗報が入った。 デイトナーズ公爵家のお取り潰しである。 元公爵ダニエルと長男ド//
N7866HZ| 作品情報| 完結済(全160エピソード) | 異世界〔恋愛〕
※コミックス1巻の重版が決まりました! ✿WEB版✿ 男爵令嬢マリア=マティーニは、リカルド=リキュール伯爵と1年限りの契約結婚をした。 リキュール伯爵家は、聖女の血を引き、強い治癒魔法の使い手を輩出してきた、国を代//
N9744IE| 作品情報| 完結済(全56エピソード) | 異世界〔恋愛〕
 九歳の頃に父母を亡くし、子爵家の最後の跡取りとして残された一人娘のサーシャ=サルヴェニアには、子どもとしての自由な時間は少なかった。  子どもとして――というより、人としての余暇が少なかった。  子爵代理の叔父は、サ//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ