- あらすじ
- 「……ね」
――ん……え……また? またなの……?
深夜、とある夫婦の寝室。カーテンの隙間から漏れる外灯の光が、淡くシーツを照らしている。
そのベッドの上で、妻はふいに目を覚ました。小さく息を吐き、再び目を閉じる。だが、眠りに落ちる前に耳が勝手に音を拾ってしまう。
「もうじきだ……」
妻は再びため息をついた。まただ。隣で眠る夫の寝言に起こされるのは、今夜で三度目になる。
- Nコード
- N3952LI
- 作者名
- 雉白書屋
- キーワード
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- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 11月11日 11時00分
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- 総合評価
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- 文字数
- 959文字
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夫の寝言
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