- あらすじ
- 三年間ずっと冷たかった婚約者に私はもう何も期待していなかった
幼い頃は笑ってくれた
薬草を褒めてくれた
不器用に礼を言ってくれた
それが義妹の登場を境に全部消えた
目も合わせない
名前も呼ばない
届けた薬はただ無表情に受け取られるだけ
限界だった
秋の夜会で婚約の解消を告げた私に彼はたった一言こう返した
わかった
それだけだった
やっぱり何も残っていなかったのだと思った
けれどその夜
魔物が夜会場を襲ったとき彼は何も言わず私の前に立った
背中に爪を受けて倒れた彼の懐から古い革装の帳面が落ちた
義妹が処分したがっていた日記帳
開くべきではなかったのかもしれない
けれど最初のページに書かれていた日付は三年前
義妹が家に来たあの秋と同じだった
三年分の沈黙が本当に冷たさだったのか
それとも私の知らない何かだったのか
答えはあの日記帳の中にしかない - Nコード
- N3911LV
- 作者名
- 九葉(くずは)
- キーワード
- 婚約破棄 すれ違い 溺愛 ざまぁ 義妹 女主人公 ハッピーエンド
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 02月24日 17時16分
- 感想
- 1件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 19件
- 総合評価
- 632pt
- 評価ポイント
- 594pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 5,461文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三年間無視し続けた婚約者が私を庇って倒れた。彼の懐から落ちた日記帳には、毎日毎日、私の名前だけが書かれていた
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N5894LV|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
三年間、夫はわたしに一度も触れなかった。
指先すら。
理由を聞きたかった。
でも「愛していないから」と返されるのが怖くて、聞けなかった。
白い結婚と周囲に嘲られても、黙って暮らした。
聖女に「触れたくないのですよ」と面//
N4349LV|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
推しは遠くから眺めるものだと決めていた。
乙女ゲームの世界に転生した私の役どころはライバル令嬢。断罪はされない。恋愛対象を譲って友情で終わる安全なポジション。だから攻略対象は恋の相手じゃなくてあくまで鑑賞の対象。毎日訓//
N3911LV|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
三年間ずっと冷たかった婚約者に私はもう何も期待していなかった
幼い頃は笑ってくれた
薬草を褒めてくれた
不器用に礼を言ってくれた
それが義妹の登場を境に全部消えた
目も合わせない
名前も呼ばない
届けた薬はただ無表情//
N3197LV|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
嘘の証言ひとつで人生が壊れることを彼女は知っている。
前の人生でも今の人生でも。
学園の大広間で婚約者と王子に断罪されたセシリアの頭に突然流れ込んだのは企業の危機管理広報として生きた前世の記憶だった。
泣いて縋るはずの//
N4163LU|
作品情報|
完結済(全30エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
二度目の人生も休日ゼロだった。
前世は過労死した経理OL。
転生先は借金まみれの没落男爵家の一人娘。
王宮書記局で十年間、朝は誰より早く夜は誰より遅く働き続けた。
手柄は上司に奪われた。
昇給は三年も止められた。
そ//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。