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紙使い~鬼の首塚伝説~

あらすじ
 本作品は1960年代後半の日本をモデルとした架空の国・和州国(わしゅうこく)を舞台に、紙士(かみし)と呼ばれる者たちの活躍を描いた物語である。
 有史以前から全世界の人間に様々な害悪をもたらしてきた魔性の存在・妖魔。この妖魔を「紙」ーー妖紙(あやかし)と化し、紙を折って生き物の形と成し、再び血肉を通わせて利用する。これらの技術を習得した者たちこそ「紙士」だった。
 主人公・砂川鳳太(すながわほうた)は、双子の妹・凰香(おうか)と共に紙士養成学校を卒業したばかりの新米若手紙士。しかし揃って九級と紙士としては低い格付けであったため、兄妹は腕を上げるため実家から離れた四頭鬼(しずき)町に移り住み、町内に出没する妖魔を狩って紙士修行に励んでいた。
 五月のある日、兄妹は同じアパートに住む大学生・西村大輔が、いつの間にか折妖(おりあや)人間ーー人の形に折られた妖紙にすり替えられていることに気付く。そしてこのことを機に、二人はある事件に巻き込まれてしまう。
 四頭鬼町のどこかに眠るという鬼の首。その首塚を狙う者は誰なのか。そしてかつて天才と呼ばれた紙士が引き起こした事件との関わりは……。多くの人々の思いが渦巻く中、事件を解決するための兄妹の奮闘が始まる……。

 *本作品は2015年10月~11月、作者のブログに掲載されました。
 *活動報告欄にて設定資料を公開しています。興味のある方はあわせてそちらもご覧下さい。
Nコード
N3720DD
シリーズ
紙使い
作者名
工藤 湧
キーワード
日本に似た国が舞台 折紙が魔法 一部残酷な描写有り 昭和時代風 妖魔を滅して有効利用
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2016年 02月17日 15時37分
最終掲載日
2016年 05月27日 18時29分
感想
2件
レビュー
0件
ブックマーク登録
29件
総合評価
73pt
評価ポイント
15pt
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開示中
文字数
145,190文字
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+注意+

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