ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

疫病神と氷の王子様

あらすじ




「私はサリエラ……どうか私の名前を……誰かわたしの名前を……」

かび臭い部屋に閉じ込められて疫病神と呼ばれる少女がそこにはいた。

♢♢♢

「サリー。ねぇサリー」

いつしか私の名前を優しく呼んでくれる男の子が私のそばにいた。

その男の子はクォーツ国筆頭公爵家の嫡男ルイ・マグネだった。

ルイは私にとって『春の空の王子様』になった。



僕が「サリー」と呼ぶたびにピンクの瞳がキラキラと光る。

ずっと僕にとって彼女は妹のような存在だった。

サリーは僕にとっての『春の妖精』。





サリーを助けたのはクォーツ国で隠密集団を束ねる公爵家だった。

隠密集団はカラスと呼ばれていた。

サリエラは公爵家への恩を返すために、カラスとなり社交界を羽ばたいていく。

そしてサリエラを助けたのはこの公爵家の嫡男。次期当主であり次期カラスの主となるルイ。

彼もまた生まれたころから与えられている次期公爵、次期カラスの主という役割を背負いながら成長していく。



『サリエラ・ブローイン男爵との婚約を命ずる』

『ルイ・マグネ公爵家嫡男との婚約を命ずる』

ある日ルイとサリエラに下された王命。

クォーツ国を守るため、マグネ公爵を守るために与えられた命。

与えられた役割そして自分の気持ち。二人はそのはざまで揺れ動く。





*****【お知らせ】*****

【カラスシリーズ】2作品目
3作品目はもう少々お待ちください。


こちらは『カラス令嬢とヘタレ王子』の公爵夫妻のお話です。

『カラス令嬢とヘタレ王子』を読んでいなくても楽しんでいただけると思います。

奇数番号サリエラ視点 偶数番号ルイ視点 になっています。



更新時間 4:00~5:00 16:00~19:00 朝と夜の二回更新となります。

本作は既に書き終わっているため毎日2回更新となります。

ブックマークなどをしてご注意の上お読みいただければと思います。
Nコード
N3602IH
シリーズ
カラスシリーズ
作者名
Macchiato
キーワード
R15 残酷な描写あり 身分差 ヒストリカル 日常 青春 女主人公 西洋 中世 溺愛 婚約者 ハッピーエンド 恋愛 貴族 友情 成長 すれ違い
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 06月30日 03時17分
最終掲載日
2023年 07月20日 17時38分
感想
1件
レビュー
0件
ブックマーク登録
43件
総合評価
226pt
評価ポイント
140pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
129,447文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4843IJ| 作品情報| 完結済(全28エピソード) | 異世界〔恋愛〕
有栖川牡丹はポカポカ陽気の中大好きな本を片手にのんびりしていました。 そんな牡丹に近づいたのは…… 白ウサギ耳……をつけた……男!? 縁側から一歩踏み出せば落ちた先は不思議の国でした。 やたら派手派手しいピンク//
N2840II| 作品情報| 完結済(全38エピソード) | 異世界〔恋愛〕
私の初恋は6歳の時、そして初めての失恋は6歳だ。 孤児のリユーは育ててくれた老婆が亡くなったことで孤児院に入った。 そこで出会ったのは真っ赤な夕日を彷彿とさせる人。 貧民街で覚えた変装をして私は孤児院を抜け出し//
N3602IH| 作品情報| 完結済(全42エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「私はサリエラ……どうか私の名前を……誰かわたしの名前を……」 かび臭い部屋に閉じ込められて疫病神と呼ばれる少女がそこにはいた。 ♢♢♢ 「サリー。ねぇサリー」 いつしか私の名前を優しく呼んでくれる男の子//
N7670IF| 作品情報| 完結済(全56エピソード) | 異世界〔恋愛〕
【完結済み】 カラスと呼ばれる隠密集団。 その元締めの公爵家に見出されたアイラ。 アイラは子沢山貧乏伯爵の3番目。 ある日呼ばれた王宮のお茶会では蜂のせいで大騒ぎに。 立ちすくんでいる第二王子にテーブルクロスをかけて//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ