ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

歴史に名を残す監督

短編
あらすじ
「えー、あ、まず今回はお話を聞かせて下さるということで小波監督、ありがとうございます」

『はいはぃ、こちらこそどうも』

「あ、もう少しマイクのお近くに。あ、はい、ありがとうございます。大丈夫です。えー、小波監督の名が歴史に残るのは確実だ、などと、と世間で言われていますが監督自身はいかがお考えでしょうか……?」

『んー、まあ、そりゃあ残るでしょうね。光栄ですよ。世間ってどこって話ではありますけどね、はい』

「ではここで監督に就任されてから打ち出した政策と言いますか、取り組みを振り返りたいのですがよろしいでしょうか」
Nコード
N3548IQ
作者名
雉白書屋
キーワード
伝奇 ショートショート
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2024年 02月23日 11時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,937文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3366KO| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 夕方、とある小さな美容室。通りに面したガラス戸を控えめに開け、一人の男が、おどおどとした様子で中へ入ってきた。 「す、すみません。あの、予約とかしてないんですけど……これに、『この条件に合う方は予約不要』って書いてあ//
N8369KN| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 むかし、三吉という男がいた。大の酒好きで、毎晩のように呑みに出かける。今夜も、上機嫌で暗い夜道を歩いていた。  たまによろけるたびに、「おっとと」と呟いては、へらへら笑う。自分が転びそうになることすら楽しくて仕方がない//
N8365KN| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「『入るな』か……ふふっ」  夜、おれは町外れの古びたトンネルの前に立っていた。ネットで仕入れた情報によると、どうやらここは“出る”らしいのだ。  人けはまったくなく、昼間ですら誰も通らないのかもしれない。まだ入り口だ//
N8360KN| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
「それじゃあ、未来に」 「ああ、未来に……」 「かんぱーい!」「かんぱーい!」  おれたちは酒を掲げ、一気に飲み干した。この『未来に』というのは、おれたちの合言葉で、一緒に飲むたびに交わしてきた。ただ、こんなふうに二//
N4567KN| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 むかし、とある長屋に松吉というだらしのない男が住んでいた。女房と二人暮らしで、日銭稼いでは安酒をあおり、足りなくなれば、人に金を借りてしのぐ始末。当人は毎日酒さえ飲めればいいという気楽な性分だった。だが、そんな暮らしが//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ