短編
- あらすじ
- 大学3年生の大介は、とある事情で一人暮らしをしている。
特に将来の見通しも持たず、希望ももたず、ただ淡々と真面目に生きている。
日々の中で唯一心を許せるのは、読者モデルをした縁で繋がっている雑誌編集者の志野と親友の堀田のみ。それは大介が抱えている傷のために自身を主に考えない癖がついていたからだった。
ある日行きつけの喫茶店に転がり込んできた、実里と言う少年を居候させることになった。少年は身一つで彷徨っており、心臓を患っている。
奇妙な共同生活の中で、やがて二人はお互いの心の傷と向かい合い、お互いの中に救いを見出し、理解し合っていく。だがある日、実里の消息を知った母親が訪ねて来て状況は一変する。
実里はその場を逃げ出し街の中に彷徨い出た。大介は後を追うが見失ってしまう。
一旦二人の手が離れた時間は、二人に新たな道を示す。
もう一度お互いに向き合った大介と実里は、これから生きていく道にそれぞれが必要だということを実里の両親に告げ、新しい人生を共に歩み始める。
- Nコード
- N3537KP
- 作者名
- 前川 クニコ
- キーワード
- ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 シリアス 男主人公 現代 青春 ブロマンス 救済
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2025年 06月09日 17時03分
- 最終更新日
- 2025年 07月12日 17時43分
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- 文字数
- 63,622文字