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魔王様殺人事件~魔王様が死んだ! 容疑者は配下のモンスターたち!?~

あらすじ
 魔王様が死んだ。その信じられない情報は瞬く間に魔王城全体へと広がった。
 第一発見者はメイドを務めるロボット娘だった。
 彼女は、ドアベルを鳴らしても出てこない魔王様を心配し、施錠された扉をマスターキーで開錠して中に入ったところ、魔王様の死体を発見したという。

 一方、その発見時刻頃、コボルトはリザードマンとともに城門を見張っていた。
 その上空ではドラゴンが飛び回って遠方からの襲来者を警戒しており、監視体制は完璧だった。
 そんな折、騒ぎを知ったふたりは代わりの見張りをデュラハンとミノタウロスに任せると、寝室に駆け付けた。
 そして、そこにはベッドに仰向けに横たわる魔王様の死体があった。
 胸には心臓を一突きしたような刺し傷があったが、凶器はどこにも見つからなかった。
 そのうえ、寝室の鍵は魔王様が身につけていた装束の胸元にしまわれていた。つまり現場は密室だったということだ。

 勇者の仕業かとも考えたが、見張りに不手際はなかったはずだ。
 そうなると、犯人はこの魔王城にいた、魔王様の配下のモンスターの誰かということになる……。

 一体誰が魔王様を殺したのか?
 モンスターとしての特性や魔法などを活かした犯行か?

 コボルト、リザードマン、ロボット娘のアリバイは完璧なのか?
 スライムが部屋の隙間から侵入した可能性は?
 ゴブリンが鍵を複製した可能性は?
 ゴーレムが破壊した壁を自分の身体で修復した可能性は?
 ウィッチが魔法で犯行を行った可能性は?
 ドラゴンが自身の牙を凶器にした可能性は?
 ハーピーが犯行後、窓から脱出した可能性は?
 デュラハンが頭だけを部屋に放り込んだ可能性は?
 ミノタウロスが怪力で扉をこじ開けた可能性は?
 メドゥーサが石化させた液体で刺殺した可能性は?
 セイレーンが呪いの歌で魔王様を自害させた可能性は?

 あるいは、それとも見落とされた別の可能性があるのか……?

 謎と幻想が交錯し、事件の捜査は混迷を深めていく。
 コボルトは探偵役を買って出て、リザードマンとともにこの難解な事件の謎を解き明かそうとするが……?

 ※本作はエブリスタにも掲載しています。
Nコード
N3252IM
作者名
タチバナ
キーワード
残酷な描写あり シリアス ダーク 男主人公 人外 魔王 勇者 西洋 ロボット 魔法 超能力 ミステリー 探偵小説 ファンタジー
ジャンル
推理〔文芸〕
掲載日
2023年 11月03日 21時23分
最終掲載日
2023年 11月03日 21時36分
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14pt
評価ポイント
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開示中
文字数
27,146文字
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