ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

勇者と魔王のはしご酒

あらすじ
元プロバーテンダーが描く異世界酒場譚!

「よっし、じゃあまーちゃん今日もやるぞ、どっちが先にナンパして奢ってもらえるか勝負!」
「望むところだゆー君よ。我の無詠唱口説き文句をとくと見るがよい」
「そこは詠唱しとけよまーちゃん」
 
王都の平民区にある歓楽街——旧バスク通り。通称酔いどれ小路。
そこはあらゆる種族が集まり、酒を飲み、欲を満たす場所だった。

「触手マッサージアルヨ! ヤスイヨ!」
「あ、オススメのサキュバス館案内しますよー」
「占い一回2000ゴル! 当たるよ! そこの兎獣人のお嬢ちゃんどう!?」
「ライカンスロープ専門店【モッフモフ】新規オープン! 今ならセット料金格安!」

 そんな歓楽街で今夜も二人の男が飲み歩く。

 2000年前に世界を左右する決戦へと赴いたまま行方知れずとなった人類の希望——勇者
 勇者によって虐げられた魔族達の救世主であり2000年前に勇者との一騎討ち後、消息不明になった王の中の王——魔王

 二人が決着をつけられないまま2000年後の世界に戻った時には——世界は平和になっていた。

「……どうするよ魔王」
「どうしようか勇者よ」
「……とりあえず飲む?」
「そうだな……そうしよう」

 世界を変えるほどの力を持った二人はこうして2000年の時を経て進化した数々の酒に溺れていくのであった。

 今宵も陰から歓楽街の平和と存亡を守る最強の二人——勇者と魔王のはしご酒が始まる。



*異世界ですが、偉大なる賢者達によってとある世界から色々な文化を輸入しています。
……異世界だってば!
*カクテルやお酒の知識は基本的にノンフィクションです(異世界設定の為、一部地名や名称、原材料、生産法、逸話等を変更しております。ご了承ください)
*お酒に関しては、諸説あることが多いので、致命的な間違いがあった場合は感想などで指摘いただければ幸いです
*作品内に出てくる飲み方やマナーはフィクションです。リアルでは用法用量守って楽しく飲みましょう!

アルファポリスにも投稿しております
Nコード
N3189GE
作者名
虎戸リア
キーワード
R15 残酷な描写あり 日常 勇者 魔王 お酒 はしご酒 コメディ シリアス 最強主人公 お酒飲みたい 晩酌用小説 無双 バー グルメ 飯テロ カクテル
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2020年 04月22日 22時28分
最終掲載日
2020年 04月26日 19時05分
感想
5件
レビュー
2件
ブックマーク登録
39件
総合評価
250pt
評価ポイント
172pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
23,023文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N5744GZ| 作品情報| 連載(全43エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
コミカライズ単行本一巻、絶賛発売中! 数々の画期的な軍用魔術によって周辺国を支配していった、魔術国イングレッサ。その覇道を裏から支えていたのは若くして大魔導師の地位まで登り詰めた男――ヘルト・アイゼンハイムだった。 //
N9171IF| 作品情報| 完結済(全37エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
寡黙な元Sランクの凄腕冒険者――〝竜断〟のラルクは周囲に惜しまれながらも35歳で冒険者業を引退。 ラルクは故郷である、海と山に囲まれた辺境の村へ帰る途中で、邪教徒による儀式の生贄にされそうになっていたダークドラゴンを助//
N1162II| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
ラノベ作家がつらつらと書籍化する方法を書いただけのエッセイ
N9054ID| 作品情報| 連載(全22エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
女性しか魔術が使えない世界。 そこは強大な力と独自の領域を持つ魔女達によって支配されていた。 偉大なる魔女を母にもつ美しい少年レヴは、幼い頃より魔女専門の暗殺者として育てられていた。母から受け継いだ<月の魔眼>によって//
N5023ID| 作品情報| 短編| エッセイ〔その他〕
ファンタジー好きなラノベ作家の私が思わず書き散らかした、某コラムで語られたゲームと本格ファンタジーについてのお話。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ