- あらすじ
「——君を愛してる」
その悲痛な叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった——
幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。
あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは……
『最初から愛されていなかった』
その事実に心が悲鳴を上げ、目の前が真っ白になった。
私は愛し合っている二人を引き裂く『邪魔者』でしかないのだと、その光景を見ながらひたすら現実を受け入れるしかなかった。
『このまま婚姻を結んでも、私は一生愛されない』
『私も一度でいいから、あんな風に愛されたい』
でも貴族令嬢である立場が、父が、それを許してはくれない。
必死で気持ちに蓋をして、淡々と日々を過ごしていたある日。偶然見つけた一冊の本によって、私の運命は大きく変わっていくのだった。
私も、貴方達のように自分の幸せを求めても許されますか……？
※一部壊れてる人が登場します。苦手な方はご注意下さい。
※このお話は私独自の設定もあります、ご了承ください。ご都合主義な場面も多々あるかと思います。
※『幸せは人それぞれ』と、いうような作品になっています。苦手な方はご注意下さい。
※こちらはアルファポリス様で、先行掲載しております。- Nコード
- N3068HQ
- 作者名
- おもち。
- キーワード
- R15 残酷な描写あり ネトコン13 アイリスIF7大賞 アイデジＩＲ大賞 ハッピーエンド 異類婚姻譚 悲恋 不実な婚約者 召喚 後半狂気 ヤンデレ？ 幸せは人それぞれ すれ違い ざまぁ？ アイデジIR大賞新人
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2022年 05月18日 18時00分
- 最終掲載日
- 2022年 06月05日 18時00分
- 感想
- 5件
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- 4,808pt
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- 文字数
- 31,121文字
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その瞳に魅入られて
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