ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ユダヤの福音書

あらすじ
ユダヤの福音書、第二世界のイスカリオテのユダが書いたという福音書。
ユダの福音書は偽書であるから、イスカリオテのユダがユダ・カーナと名乗り、自虐的に書いたとされる福音書。
ユダを知らない人は「聖書」を知らないのだから、知ってて当然、福音書と名付いている以上、福音を宣べ伝える内容に成っている。
裏切者という箇所等がユダの皮肉とも取れる。ユダの自虐は悪を悪として自分より悪賢い者達を追い詰める様にして、悪は悪でも悪にとっての悪である。という事らしい。つまり、善の心を持っていながら、サタンにとりつかれ、御前に罪を犯してしまった。忘れたくても忘れられないイエスに関しての福音書である。ユダヤとしたのは、ユダの福音書は既にある訳だし、ユダヤ人すべてを一人格としてとらえて、ユダヤが書いた福音書という意味合いを含んでいるのだとそう思える。
私はやはり、その一字一句をとらえて再現しているのだ。福音書はまとまりがない福音ばかりが集まっている様だが、このユダヤの福音書は関連箇所(かんれんかしょ)を引用して、まとまりがある福音書を目指している。つまり、ユダヤというまとまりがない名前の中、福音という光を見出すという内容である。
ユダがユダヤの福音書を書くという事で、ヤは~人という意味合いで、ユダが名前である。つまり、ユダヤとは、ユダびとという意味合いで、つまり、ユダ王国の人々、ユダの末裔(まつえい)、両方に掛けているものなのである。ユダ+ヤという事で、ユダの人達は、こういうぐちゃぐちゃした福音書を待っていたのではないか?いや、ダニエル書で語られる鉄と粘土の国(イギリスとアメリカ)もやはり、こういうぐちゃぐちゃした認識の福音書を待ち望んでいたのではないか?そういう気さえする。
神がつかわしたイエス・キリストについて、実像にせまる一書。
普通の福音書と違い、文字面だけで、資料を視ずに書いている事から、歴史的には全く受け入れられないものと言えるだろう。
自殺したイスカリオテのユダは大図書館の東京に転生し、暮らす上で、自分の名前を残すべく、思い付く限りの福音を福音書として、挙げつらったのである。
つまり、イスカリオテのユダが印象論的に福音だろうと想った事が記された書なのである。ゆえに、粗削りだが、他にない書という付加価値が付いている。
Nコード
N2999HL
作者名
ユダ・カーナ
キーワード
伝奇 イスカリオテのユダ 聖書 新約聖書 ユダヤ 福音書 ユダ・カーナ 神 イエス・キリスト
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2022年 01月26日 12時49分
最終掲載日
2022年 02月20日 10時36分
感想
1件
レビュー
0件
ブックマーク登録
2件
総合評価
6pt
評価ポイント
2pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
12,510文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3866HP| 作品情報| 連載(全2エピソード) | 詩〔その他〕
神あれり、その代名詞、ヤタなりき。相対神あれり。その代名詞、アミなりき。詩文を書き記す。落書き帳。
N1527HO| 作品情報| 連載(全2エピソード) | 詩〔その他〕
魔王さま。その響きでどの魔王を思い浮かべるだろうか? これは三國の内、地国に値するユーラシア大陸の物語なのだ。 魔法世界の第六階・”仮名”から抜粋した三國の伝説の魔王を描いた作品。
N1195HO| 作品情報| 連載(全1エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
イエスの復活編の記事
N5260HN| 作品情報| 連載(全4エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
おそらく、神とは、国之常立神の事であろうが、名乗っている時点でたかが知れているのだ。 内容で勝負というのが、神の戦であるにも関わらず、それを放棄している自称神の何と多い事か。 仕組みを知らすのに、自己判断が出来る有機霊感//
N6928HM| 作品情報| 連載(全2エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
十字架のキリストとイスカリオテのユダについて。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ