- あらすじ
- ガタゴト、ガタゴト。
揺れる車体、流れ行く車窓の景色。
走り抜ける青々しい木々の合間から覗く、キラキラと仄かに暗く輝く黒い水面。
ぱちり、瞬きをひとつ。
あの色を、あまり観てはいけない。吸われ、吸い込まれる。意識を刈り取られてしまう。
私はもう一度だけ瞬きをして、前に向き直った。ボックス型の席の真向かいに、相席者はない。
そもそも、この列車と呼ぶにもおこがましいモノに乗り合わせる者などの数は知れていて、対外が顔見知りであり、赤の他人である。
そんな彼女の、たわいない日常の話。一話完結型。不定期連載。あまり怖くない、はず。 - Nコード
- N2977DH
- 作者名
- 三崎鈴希
- キーワード
- ホラー オカルト 鉄道 霊界/地獄/天国 現代(モダン) 霊 妖怪 日常 一話完結 シリーズ
- ジャンル
- ノンジャンル〔ノンジャンル〕
- 掲載日
- 2016年 05月09日 00時07分
- 最新掲載日
- 2016年 05月09日 00時07分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 2pt
- 評価ポイント
- 2pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 2,391文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女は今日も、列車と呼ぶのもおこがましいモノに乗っている
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N2977DH|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
ガタゴト、ガタゴト。
揺れる車体、流れ行く車窓の景色。
走り抜ける青々しい木々の合間から覗く、キラキラと仄かに暗く輝く黒い水面。
ぱちり、瞬きをひとつ。
あの色を、あまり観てはいけない。吸われ、吸い込まれる。意識を刈り取//
N4260CB|
作品情報|
連載(全8エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
お姉ちゃんはきっと、僕が10歳にして就職したなんていったら、ビックリして腰でも抜かしちゃうかもしれない。
就職活動っていうのは、ものすごく大変なんだぞって言ってたし。
まあでも、お姉ちゃんは僕の就職先についてあまりいい顔//
N1136BQ|
作品情報|
連載(全5エピソード)
|
ノンジャンル〔ノンジャンル〕
さまざまな人たちが自分の好きなゲーム(ジャンル問わず)について思い思いに書いたアンケート。その記入内容がすべて反映されたカオスな世界で、私は生き延びなければいけないようです。私が書いた内容のおかげなのか、私が使っていたキ//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。