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- あらすじ
- 王宮のとある一室では、本日もうら若き乙女の罵声が響いていた。
「近寄んないで、変態っ」
「ああ、素晴らしい」
一人は侯爵令嬢、もう一人は、この国の王子である。確実に罵られているのは、王子であった。
「姫様も諦めればいいのに」
と、俺は部外者の顔をしてそう言った。
部外者でいたかった。けれど、王子の従僕なので、部外者になれない。
なんたる不幸。
これは、王子の従僕を務める青年の、とある一日のぼやきである。
- Nコード
- N2935HS
- 作者名
- 広野狼
- キーワード
-
第三者視点
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2022年 07月02日 13時52分
- 感想
-
0件
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0件
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- 15件
- 総合評価
- 610pt
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- 文字数
- 3,646文字
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