- あらすじ
- 「お母さんは、もってあと一ヶ月もないと思う……」
病弱な母を持つ稲司祝(いなもりほおり)は、医者からそう告げられて絶望する。
しかし、そんなさなかに、半妖の姿をした狛犬の姉弟との出会いを果たした。
祝はその二匹から、一緒に〈死神殺し〉を手伝ってほしいと懇願される。
狛犬姉弟は、カグツチと呼ばれる火と火山を司る、赤子の神の子守役だった。
カグツチはかつて、自身も火そのものであるがゆえに、母である伊邪那美命(イザナミノミコト)から生まれ出でる際に火傷を負わし、死なせてしまった。
父である伊邪那岐(イザナギノミコト)はひどく悲しみ、ついには我が子であるカグツチの首を刎ねてしまった。
そんな哀れなカグツチの首を、盗み去った荒神がいた。その荒神は、カグツチの首を十に切り裂き、魂に作り替え、十人の精強無比な死神をつくり、忠僕とした。
そうして幼いカグツチは、太古よりときおり己の首恋しさに泣きじゃくり、火山を噴火させてきた。そうして、人々に災禍を見舞わすことが荒神の狙いであり、近々起こる火山の噴火は、この国を未曾有の危機に陥れるだけの大噴火になるという。
そうなる前に、ともに十人の死神を掃討してほしい。どうか、この国を救ってほしいーー成し遂げた暁には、〈天瑞鏡の破片〉を使ってどんな願いも叶えるといい、と狛犬姉弟はさらに言う。
天瑞鏡の破片とは、十人の死神が神核(かみざね/言葉通り神の核)として有しているものだった。一人の死神につき、一枚ずつの破片を体内に秘めていて、斃すことで手にすることができるという。そして、十枚の破片すべてを手に入れて天瑞鏡を完成させることができたなら、どんな願いも叶えることができるという。
つまり、十人の死神を殲滅することができたなら、この国を護りきることができるうえに、己の願いも叶えることができて一挙両得。狛犬姉弟はそう迫るも、祝はいまいち乗り気にはなれなかった。
しかし、初めて相見えた死神から、祝は思いがけない言葉を告げられた。
「おまえは、死神の隠し子なんだぞ」と。
そのうえ、狛犬姉弟から神通術を伝授されると、祝はとてつもない速度で強くなり、めざましい成長を遂げてゆく。
〈死神の隠し子〉とは何なのか。なぜ自分ばかりが瞬く間に強くなれるのか。
そんな疑問を抱えながら、祝たちは死神の殲滅に挑み続ける。 - Nコード
- N2764LT
- 作者名
- 沖延龍弥
- キーワード
- 残酷な描写あり シリアス 男主人公 和風 現代 チート 超能力 日本神話 和風ファンタジー
- ジャンル
- ローファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 02月07日 21時00分
- 最新掲載日
- 2026年 02月10日 17時50分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 2pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 21,534文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神の隠し子
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N2764LT|
作品情報|
連載(全8エピソード)
|
ローファンタジー〔ファンタジー〕
「お母さんは、もってあと一ヶ月もないと思う……」
病弱な母を持つ稲司祝(いなもりほおり)は、医者からそう告げられて絶望する。
しかし、そんなさなかに、半妖の姿をした狛犬の姉弟との出会いを果たした。
祝はその//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。