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三光大明神の御意向を受けて鬼女の娘に折檻します

あらすじ
 やや狷介な気性の美男子高校生・根室重光と温和で情の深い性格ではあるが愚鈍で一言多い従妹の幽香。時に従兄は従妹に苛烈な体罰を以て接しながらも、それなりに平和な日々を送っていた。
 偶然、自宅の神棚から神仏への信仰心を電気エネルギーに変えて蓄えた魔導具・神電池を発見したことから二人の生活は大きく変わり始める。
 同校生の埜口半六から妖霊退治を勧められて兄妹で退魔師チームを結成、妖霊のみならず同業者同士の争いにも巻き込まれてゆく。しかし、シリアスな場面においても幽香がボケた言動をとれば、重光は容赦なくぶん殴る。
 他の退魔チームとのバトルを重ね、順調に戦力を充実させていく兄妹。しかし、誤解から重光は半六と決闘を始めてしまう。そこへ割って入った幽香には大変な正体があった。彼女は凶暴な鬼女の血を継ぐ者だというのだ。
 友人と義妹との関係回復が進まぬ中、敵対チームのリーダー如斎谷昆が彼の高校へ転校してきた。緻密かつ下品な頭脳で教室を狂気の渦へ巻きむ如斎谷から逃げ出した重光は、半六の師匠で、神電池の発明者でもある住職・岡田信星と出会う。重光は住職の人柄に打たれ、半六や幽香と和解しようと反省する。
 しかし翌日、学校に大量発生した妖魂を如斎谷が平定、一気に生徒たちのカリスマになってしまい、重光たちは苦境に立たされる。追い詰められた兄妹を助けたのは半六の操る獅子型神使であった。
 重光は半六との間に友情が芽生えたことを確信、新チーム三星の輝子(トリプル・トゥインクル)を結成、怒劉伽大明神の復活の儀式の場へ乗り込む。鬼女の右腕と融合した如斎谷はとてつもない強さであったが、かつて神電池をめぐって戦った退魔師チームが援軍に駆け付ける。重光は最後の大技・半月無惨で如斎谷を真っ二つに切り裂き、束の間の平和が訪れたのであった。

 2017年11月5日、タイトルを若干内容に沿ったものに変更しました。
 2018年11月20日、ラスト手前でタイトルをより内容に沿ったものに変更しました。
 2019年8月27日、カクヨムにも投稿を始めました。
Nコード
N2681ED
シリーズ
悪遮羅と神音力シリーズ
作者名
狛脊令
キーワード
R15 残酷な描写あり 伝奇 青春 異能力バトル ラブコメ 異能バトル リョナ? ラブコメ? 神社 仏教 似非科学 長身女性 アホ妹 堅物兄貴 信仰 ネット小説大賞七感想
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2017年 07月22日 21時09分
最終掲載日
2018年 11月26日 20時11分
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2件
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141,101文字
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