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古い刻を旅して

短編
あらすじ
人はどうして想いを捨てられないのでしょうかね
亡くなった恩師が櫻の木の下でそう嘆いていた朧に
先生には誰か戀をして居たのかもしれない
思う人間凡ての戀が成就すればいいのに
そうしたら悲しみも苦しみもあの櫻の下に埋めなくて済むから
櫻の木は今年も人の想いを吸って薄紅色の櫻を咲かせる

Nコード
N2660HN
作者名
なと
キーワード
伝奇 ミステリー 怪談 古風 地蔵菩薩 若い娘 たましひ 夏の少年 宿場町 風の通り道 古い記憶 昭和レトロ
ジャンル
詩〔その他〕
掲載日
2022年 03月10日 17時45分
最終更新日
2022年 03月10日 17時45分
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文字数
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