- あらすじ
- ある日、禮国の中でも名家である賀《が》氏の娘、朱草《しゅそう》は、父に「お前の姉を後宮へと入らせようと思う」と言われ、激高する。
なぜなら、姉にはすでに想い人がおり、結婚まで秒読みと言えるほどに仲睦まじいからだ。
それでも父は、「賀家の発展のためには皇族との強固なつながりが必要なのだ」と悲しい表情をしながらも頑なに譲ろうとしない。
そこで、朱草《しゅそう》は考えた。
自分が後宮へ行けばいいのだと。
これには両親も姉も驚いたが、朱草《しゅそう》の決意は固く、とても揺るがせるようなものではなかった。
家族は朱草《しゅそう》の勇気に感謝するが、ただ一点、不安なこともあった。
それは朱草《しゅそう》が言った、「後宮で武功を立てて来る!」というもの。
おかしい。あきらかにおかしい。
普通ならば、女官としてその美と頭脳、所作を磨き、妃嬪を目指すもの。
それなのに、朱草《しゅそう》の目標は違うという。
いざ後宮へと到着し、念願の貴妃との対面。
そこで、朱草《しゅそう》は聞き慣れない役職に就くことになる。
それは後宮独自の自治組織であり、正義と秩序を司るもの。
様々な人々と関わり、時に後宮を飛び出し、朱草《しゅそう》は陰謀渦巻く皇宮全体を巻き込みながら事件を解決していく。
これはそんな一人の少女の成長物語である。
※平日更新 - Nコード
- N2637IG
- シリーズ
- 中華風ファンタジー
- 作者名
- 智郷めぐる
- キーワード
- 残酷な描写あり オリジナル戦記 中華風ファンタジー ファンタジー 後宮 女官 女主人公 事件解決 架空中華世界 恋愛要素少しあり 古代中世近世文化 仙子 薬術
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2023年 06月01日 21時11分
- 最新掲載日
- 2023年 07月21日 19時00分
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- 105,608文字
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凰雛華伝~姉の代わりに後宮に入ることになったので、わたしは武功を立てることにする~
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