ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

星屑オペラッタ ~わすれな姫は、若さを手にした賢者様に甘やかされる~

あらすじ
星屑オペラッタ
~若さを手にしたバケモノとガラクタ頭の物語~

自サイトにてエピローグまで完結しました。
こちらへは1章書き直しのみ掲載です。

※ ※ ※ ※ ※
 ソフィレーナ・ド・ダリルには四つのケチがつく。
 一つ目。
 この国の建国神である女神の血を引くとされる唯一の皇家、ダリル家の落ちこぼれとして生まれてきたこと。
 二つ目。
 一度見た物聞いた事はなんでも覚えて忘れない絶対記憶脳保持者。
 三つ目。
 名前が、哲学を元にしてのソフィレーナ。
 四つ目。
 カビの研究が大好き。
 そんな彼女のお仕事は、異世界に行って若返って帰ってきた不摂生常習犯の学者馬鹿ケルッツア・ド・ディス・ファーンの助手である。

「ケルッツア・ド・ディス・ファーン」
「ソフィーレンス君」

 お互い可笑しな呼び名で呼び合って早三年。
 今日も今日とて彼女は、職場である西の孤島の国立図書館を上へ下へと駆けまわる。
 折しも今日は王都を上げての無料オペラッタ公演の日。
 同僚や上司の思惑も知らず、ケルッツアと一緒に国立図書館に居残ったソフィレーナは、いつものようにケルッツアへの淡い思いを隠しつつ残業作業にとりかかった。
 けれど待っていたのは流星群の鑑賞会。

「ちょっとした、僕からのおれいだ」

 急に優しいケルッツアに混乱しつつも、星空の下、二人は語り合う。
 

 絶対記憶脳を持った本当は甘えん坊の末姫君と、学者馬鹿で頑固で子供な賢者様が相手を受け入れていくお話です。
Nコード
N2582FR
作者名
境 美和
キーワード
異世界転移 身分差 年の差 オフィスラブ 日常 青春 純愛 学者 賢者 独自言語 自サイト連載中
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2019年 08月06日 08時03分
最終掲載日
2021年 08月23日 19時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
3件
総合評価
12pt
評価ポイント
6pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
158,500文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4610II| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
 結婚式当日の控室。  ティアレーヌ・ド・ダリルは、今日初めて、結婚まで一度も顔を合わせず文通ばかりしてきた夫と顔を合わせ、生涯の伴侶として誓いを立てることに、ゆっくりと笑みを深めていた。  この、国の古い言葉で千の花と//
N9906FO| 作品情報| 完結済(全17エピソード) | 異世界〔恋愛〕
西の偏狭、ウィークラッチの孤島に聳え立つ国立図書館。 その最上階に住み着くとんだ落ち零れ、学者崩れの総館長と、 彼の”出来た”助手を今年で三年勤め上げている皇家の末姫君。 これは、そんな二人のちょっとしたお話。
N2582FR| 作品情報| 完結済(全15エピソード) | 異世界〔恋愛〕
星屑オペラッタ ~若さを手にしたバケモノとガラクタ頭の物語~ 自サイトにてエピローグまで完結しました。 こちらへは1章書き直しのみ掲載です。 ※ ※ ※ ※ ※  ソフィレーナ・ド・ダリルには四つのケチがつく。  一//
N7765FP| 作品情報| 完結済(全5エピソード) | 異世界〔恋愛〕
 まだこの世界に神が沢山いた頃。 『我が君』『我らが君』  そう、守護神と定めた神を呼び慕い、時に神の求めに応じて神の花嫁を出す国があった。  テュティは王の娘にして、数えで六つの時、此度の神の花嫁に選ばれた。  //
N7433FR| 作品情報| 短編| 詩〔その他〕
暗い暗い森の中、幾重もの分厚いベールに覆われて、ほんとうのこと、はそこにある。 だけど、暗いから、見えないから。 怖いから、悲しいから。 都合が悪いから。 森から出てきた人の話や、森から持ち帰られた物でしか、ほんとう//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ