- あらすじ
- 彼女がいなくなった部屋に、冷蔵庫だけがいつも通り音を立てていた。
僕は毎朝、冷蔵庫を開けては「今日の温度」と「今日の気配」を書き留めていく。
まるで、そこに彼女がまだ暮らしているかのように。
だけど、記録を続けるほど“温度”は下がり、“気配”は薄れていく。
そしてある日、冷蔵庫の奥に残されたひとつの物が、
僕に“本当の最終日”を思い出させてしまう──。
静かに、ゆっくり失われていく愛の痕跡を追う、記録体ショートショート。 - Nコード
- N2565LL
- 作者名
- 不思議乃九✒️ちるまな編集部
- キーワード
- ショートショート 短編小説 静かな狂気 ミニマリズム文学 ここにいない人の物語
- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 12月02日 13時44分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 0pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 1,540文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冷蔵庫カレンダー
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N2608LL|
作品情報|
短編|
推理〔文芸〕
大正十二年、作家・芥川龍之介の机から、
差出人不明の奇妙な手紙が見つかる。
封蝋には獣の爪跡。
中には“濡れた黒髪の束”と、
**「羅生門にて、今宵、主を返す」**という一文。
やがて、夜の浅草で――
“物語の中で死//
N2601LL|
作品情報|
短編|
ホラー〔文芸〕
父が亡くなった日から、台所の蛇口がひと粒だけ水を落とし続けている。
どれだけ固く締めても止まらないその音は、まるで家の中で誰かが静かに息をしているようだった。
夜になるほど速くなる滴り。
蛇口の先で微かに震える“何か”//
N2592LL|
作品情報|
短編|
ホラー〔文芸〕
ゴルフでOBを打った父が、白杭の向こうで“父にそっくりな男”に出会う。
男が渡したボールには、父の字で「無事でよかった」と書かれていた。
語り手である娘は、その意味に気づいてしまう――
向こう側にいたのは、彼女がいない//
N2575LL|
作品情報|
短編|
空想科学〔SF〕
2099年。
死んだ人の性格を学習し続ける「家族ログ」が当たり前になった世界で、少年は亡き母のログを残したまま暮らしていた。
ある夜、アプリが突然“新しい記憶”を同期し始める。
母はもう見ていないはずの“僕の涙”を、ど//
N2565LL|
作品情報|
短編|
現実世界〔恋愛〕
彼女がいなくなった部屋に、冷蔵庫だけがいつも通り音を立てていた。
僕は毎朝、冷蔵庫を開けては「今日の温度」と「今日の気配」を書き留めていく。
まるで、そこに彼女がまだ暮らしているかのように。
だけど、記録を続けるほど“//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。