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『速記者に使われるキツネと虎』

短編

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日本の速記の祖、田鎖綱紀が、奈良時代の出来事を踏まえて、明治十五年の十月二十八日に速記講習会を開催したのだとすると愉快である。

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わけのわからない線の集合体を、速記みたい、と表現するやからがあるが、その発言自体が速記を知らない証拠である。

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竜は、いろいろな色の個体があるとか。黒い竜は竜遣いの言うことを聞かない、という設定のゲームが、昔あったとか。

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雷って、黄色いのだろうか。

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藤原頼長公は、悪左府などと呼ばれているが、藤原家の頂点に立つというのは大変なことなので、それなりに汚い手も使ったことと思われる。

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