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蛙の子が落ちる時

短編
あらすじ
 蛙の子は蛙、出来損ないの子は出来損ない。
『自分なんて生まれてこなければよかった』が口癖だった女が、たった今死んだ。
 気まぐれで拾って傍に置いていただけの女だった、いてもいなくてもどうでもいいその女は慰みものとしては手軽でちょうどよかった。
 別にいつ殺してもいいと思っていた、いついなくなってもいいと思っていた。
 けれど実際目の前で壊れたそれを見て、ほんのわずかに感じた未練にこう思った。
 お前の言った通りだ、お前なんて生まれてこなければよかった、と。
Nコード
N2494GU
作者名
朝霧
キーワード
R15 残酷な描写あり シリアス ダーク バッドエンド 自殺
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2021年 02月14日 02時22分
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4件
総合評価
94pt
評価ポイント
86pt
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文字数
1,892文字
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