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幼女さん、それ以上はいけない

あらすじ
学校帰りに寄ったスーパーで、会計に窮する幼女を助けた幕張琴樹は、なぜか幼女の自宅へと連行された。言葉巧みにスマホを人質にとられたから仕方なく。――「どうぞっ、おあがりくださいっ」幼女は眩しい笑顔を浮かべるが、当然のこととして全く知らない他人の家に上がることなど出来ずにいると、家の中から姿を現したのは幼女の姉にして琴樹のクラスメイトの、白木優芽だった。

『一章』
幼女、白木芽衣との約束(?)によって琴樹は白木姉妹と休日にも会うことになり、更に姉の優芽とは校内外に言葉を交わす機会が増える。しかし琴樹は過去の経験から姉妹と親しくなることを拒もうとする。そんなこと、幼女には関係ないが。――「いっ……ぱいおあそびすぅんだよ!」琴樹に懐いた芽衣にとって一緒に遊ぶことは当然のことなのだ。そしてまた、白木優芽にとっても幕張琴樹は妹の恩人なだけではなくなっていき……。遊び、話し、打ち明け、親交を深める三人。そんな中、学校で休み時間に友人たちと歓談する優芽のもとに芽衣が園を抜け出したという連絡が届いて。

『二章』
白木芽衣の脱走、それとプレゼント。幕張琴樹が幼女に心振り回されてから二週間後、芽衣は四歳の誕生日を迎えた。年も明け、誰にも少なからぬ変化が訪れる。琴樹と優芽のクラスでも席替えが実施された。新しい隣人、新しい関係。季節は二月、バレンタインデー。少女たちの勇気が錯綜し、琴樹と優芽の関係にも変化が。――「一緒に科学館に行かないか?」二人きりで出掛け、楽しい時間を過ごし。しかし裏では楽しいばかりでない変化もある。冬が終わり、学年が上がり、勇気を間近に見、変わり欠けていくものを前に幕張琴樹は決断する。

『三章』
半年と少し。高校生にとって長い期間を経て幕張琴樹は学校に戻ってきた。――「おかえり」「……ただいま」。

偶然を運命に変える、曇りなき幼女の物語。そして繋がれる運命の二人の物語。


※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
※一章区切り済(2023.3.23)
※二章区切り済(2023.5.7)
※完結(2023.9.16)
Nコード
N2484IB
作者名
さくさくサンバ
キーワード
現代 日常 ハッピーエンド 青春 少しシリアス要素あり ネトコン12感想
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 02月01日 12時00分
最終掲載日
2023年 09月16日 12時00分
感想
1件
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総合評価
166pt
評価ポイント
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文字数
324,792文字
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