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水気

短編
あらすじ
 夜。サンダルを履いて、マンションの部屋から出た男は「うげっ」と思った。
 廊下の電灯の光に映し出された靴跡。どうやら今、外は雨のようだ。しつこい残暑を凌ぐためにエアコンをつけ、窓を閉めていたため、雨に気がつかなかった。
 男は手すりから身を乗り出し、空を見上げた。

 ――降って……ないな。
Nコード
N2476JA
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2024年 05月20日 11時00分
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文字数
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