ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

火星の採掘者

連載中 全1エピソード 1エピソード目を読む
あらすじ
グラスの中で鳴る氷は、三億年前の火星に降った雪だ。

水が黄金よりも価値を持つ辺境の星、火星。
ベテラン採掘者のアッシュは、過酷な労働の対価として、密かにくすねた純度100%の「古代氷」で安物のスモーキー・ウイスキーを飲むことだけを唯一の楽しみにしていた。

そこへ地球本社から、完璧な理論とAIデータを絶対視する純白のエリート女性査察官、セリーヌが着任する。

「長年の勘などという非論理的なノイズは不要です」
現場の泥臭い経験を鼻で笑い、AIの安全予測(99.9%)を盾に、危険な深層エリアへの強行視察を命じる彼女。しかし、データには存在しない未知の地殻変動により大規模な落盤が発生。二人は光も酸素も限られた地下数百メートルの暗闇に、完全に孤立してしまう。

頼みの綱だった最新AIは沈黙し、「生存確率は計算上ゼロよ」と絶望しパニックに陥るエリートお嬢様。
だが、アッシュは静かにプラズマドリルを構えた。

「マニュアルは捨てろ。ここから先は、泥を舐めた奴だけが生き残れる時間だ」

岩壁の反響音、肌を撫でる僅かな気流、砂埃の匂い――。暗闇の中、データには一切表れない「理屈で割り切れない現場の勘」だけを武器に、アッシュは脱出の活路を切り開いていく。そして決死の逃避行の最中、二人の手は火星の地下深くに眠る「絶対に存在してはならない古代の痕跡」に触れることになり……。

完璧な理論が崩れ去った後に残る、人間の泥臭い生存本能。
これは、正反対の二人が絶望の淵から生還し、理屈を超えた「最高の一杯」を共にするまでの、短くも熱いSFサバイバル・バディ物語。
Nコード
N2414LV
作者名
神凪 浩
キーワード
シリアス 男主人公 女主人公 未来 火星
ジャンル
宇宙〔SF〕
掲載日
2026年 02月23日 13時11分
最新掲載日
2026年 02月23日 13時11分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
1,059文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2414LV| 作品情報| 連載(全1エピソード) | 宇宙〔SF〕
グラスの中で鳴る氷は、三億年前の火星に降った雪だ。 水が黄金よりも価値を持つ辺境の星、火星。 ベテラン採掘者のアッシュは、過酷な労働の対価として、密かにくすねた純度100%の「古代氷」で安物のスモーキー・ウイスキーを飲//
N2232LO| 作品情報| 完結済(全22エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
呪いは解けたが『楽だから』という理由で愛玩犬(ポメラニアン)のふりを続ける最強の魔人アビス。彼を連れ歩くのは、物理最強のド天然勇者リディア。 支配者を失い群雄割拠となった大陸を舞台に、勘違いと暴力(物理)で平定していく爽//
N3438LL| 作品情報| 完結済(全29エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
「浄化者」を退けた魔人アビス(犬)と勇者の末裔リディアは、呪いの完全解明と「古代文明」の謎を求め、西の果てへ旅立つ。アビスは密かに習得した「三分間限定の解呪」で暗躍するが、リディアの天然な勘違いは止まらない! やがて辿り//
N6023LJ| 作品情報| 完結済(全25エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
四天王の粛正から5年の歳月が流れ 、魔人アビスは、成長したリディアの元で屈辱的なペット生活に甘んじていた 。だが、大陸に「浄化者」 を名乗る謎の支配者が台頭し、その魔の手が二人の隠れ里に迫る 。自らの「最悪のバッドエンド//
N1882LH| 作品情報| 完結済(全26エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
数百年の眠りから目覚めた、史上最恐の魔人アビス。 「フハハハ! まずは手始めに、俺様の留守中に大陸を荒らした四天王どもから粛清し、世界を再び破壊と混乱の渦に叩き込んでやる!」 しかし、彼には致命的な呪いがかけられていた。//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ