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弓張りの相聞

短編
あらすじ
地方の大学に進学した僕は、年上の女の先輩に出会った。
彼女が口にする言の葉は、その薄くつややかな唇とひと続きのように、美しい。

季節は秋。残暑が息を引き取って、木の葉が寂しく鳴く季節。
地上をまさに射んとする弓張り月が夜空に浮かぶ中、僕らは今、和歌を詠んでいる。

**********

※「月が綺麗ですね」「死んでもいいわ」という言葉が明治時代初期にどのような文化的素地に基づいて生まれた表現なのかを意識すると読みやすいと思います。

肌寒くなってきたので、秋っぽい小説を書こうと意識しました。大学が忙しく最近は夜遅く帰路につくことが多いのですが、ある夜何気なく空を見上げたら綺麗な満月が煌々と照っていたのを見て、着想を得ました。
ただこの掌編に登場する月は満月ではありません(笑)
「月はくまなきを見るものかは」という有名な徒然草の一節のオマージュとして、あえて弓張り月を使ってみました。
2016年10月23日のコミティアにて、知人の同人誌に掲載しました。
カクヨム様にも掲載しております。https://kakuyomu.jp/works/1177354054881929536
Nコード
N2285DP
作者名
有海環
キーワード
古典恋愛 日常 青春 純文学 現代 シリアス 大学生 恋愛 先輩 和歌 掌編 男性向け
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2016年 10月22日 12時57分
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10pt
評価ポイント
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文字数
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N2285DP| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
地方の大学に進学した僕は、年上の女の先輩に出会った。 彼女が口にする言の葉は、その薄くつややかな唇とひと続きのように、美しい。 季節は秋。残暑が息を引き取って、木の葉が寂しく鳴く季節。 地上をまさに射んとする弓張り月が//
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