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オバデアの預言 煬帝国の崩壊 〜霊剣奇譚 3

あらすじ
西暦1593年、明帝国は東瀛による侵略と皇位簒奪とにより煬帝国へと変質。その侵略と支配はユーラシア全体へ波及。煬帝国は、支配地域で神邇による渦動結界と寂静をもたらし、呪詛と国術とによって人間たちを抑圧支配した。これに対して、抵抗組織鬼没旅団が辺境の地で組織された。二つの軍は大規模な戦闘を地球規模で展開し、かつ帝国側工作員のアサシンと旅団側工作員のエージェントもまた世界規模で死闘を繰り返した。
 宣明帝と思来皇后の代となった煬帝国は、デザインベビー世代の部隊によってユーラシア・アフリカまで支配。帝国守護の鳴沢は旅団に対抗して帝国本拠をトランシルバニアに移した。旅団側に立ったコロンビア連邦は、長崎から脱出したカトリックの民、オーギュスタン・ジャクランの孫ジェロニモの情報から、太極に対抗する颪鎌を開発し、ジェロニモの孫ヤザンを帝国支配下の欧州へ派遣した。ヤザンは、レマン湖ほとりのシオン城で倶利伽羅不動に捕らえられていた祖父ジェロニモを救い出すと、ローヌ川の上流の寒村ジャクランの古城に案内された。ヤザンはそこで自らの使命、オバデアの予言に従って預言に言われた二人の証人を探し出し、アカバの地にある帝国の何らかの秘密を探り、アカバにある帝国の秘密を粉砕しなければならないことを悟った。
 ヤザンは欧州からエチオピア高原、アクスムに至った。二人はアキーに会う。彼こそオバデアの予言にある二人の証人、黙示録に言う二人の証人のうちの一人だった。そして旅団が活動を再開した。
 帝国は、欧州で敗北をつづけ、鳴沢は多数の神邇(ジニ)と帝国軍とをジャバル・アッ=シャイフ秘密要塞へと再集結させた。だが、ここでも帝国軍は少数の陸上部隊だけとなって敗走。鳴沢と宣明帝らはアカバ要塞へと脱出。アカバでは、天の大軍と大魔たちの大軍とが激突。これで啓典の主による最後の審判は終わるはずだった。
 だが終局は来なかった。肝心の証人アキーがすべきことに拒否感を示したり、天の大軍と大魔の大軍との戦いに、傲慢にも人間が加勢したり、人間の自分勝手な思いがミカエルの行為を邪魔したためだった。それが、アザゼルである鳴沢の逃亡を許したのだった。
Nコード
N2182HH
シリーズ
重力波・念動力のもたらす層流と渦動の世界 霊剣奇譚 
作者名
Iassy Quassia Psaki
キーワード
R15 オリジナル戦記 アニーク大賞 ドリコム大賞2 キネノベ大賞9 ESN大賞5 集英社小説大賞4 OVL大賞9 ネトコン11感想 キルタイム異世界大賞
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2021年 10月31日 12時00分
最終掲載日
2022年 02月05日 12時00分
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文字数
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