- あらすじ
- 1888年、イギリスに猟奇殺人事件が起きる。イーストエンド・オブ・ロンドン、ホワイトチャペルで売春婦を少なくとも5人殺害された。のちの切り裂きジャックだ。その後も事件は続き、結局未解決事件として終息した。
それから約100年後の1982年、アメリカ合衆国では多数の売春婦が殺害された。犯人は捕まったものの、アメリカに一時期恐怖をあたえたのは間違いなかった。
それから更に100年後の日本。2016年の日本とたいして変化もない現在。勿論違いは幾つかあるのだろうけれど、日本の生活に大きな変化がなかったのは事実だった。唯一その時代と違うとしたら、それは謎の「病」だろう。
現代の医学では解明出来ない原因不明の「病」は、日本の恐怖をあたえた。ただ、「病」の出現(誕生)が分からないことからバイオテロとも噂された。
となれば、200年前のロンドン、100年前のアメリカでの殺人事件、そして、それから100年後に日本に殺人鬼が再びあらわれたことになる。
日本ではそれを病殺人鬼と呼称するようになった。
勿論、殺人鬼と呼べる事件は他にも存在するが、病殺人鬼と切り裂きジャックに、アメリカでの殺人事件の共通点は、最初の被害者が売春婦だった点である。
病殺人鬼の「病」には特定された症状はない。人それぞれ違った反応を示す。感染経路も不明。唯一、「病」かどうかを判別するには死後にあらわれるとされる青い液体が体内から出てきた時だけ判別できる。
ただ、危険な「病」に立ち向かう優秀な科学者や、医学、もしくは警察、探偵。他の路線では政治、悪と戦うヒーロー……まぁ、どちらもそんなものではない私は、自分がニュースの外にいる無関係な人間だと決めつけ、普通の日々を暮らしていた。 - Nコード
- N2132DN
- 作者名
- 石田氏
- キーワード
- R15 残酷な描写あり 日常 サスペンス 近未来
- ジャンル
- その他〔その他〕
- 掲載日
- 2016年 09月10日 13時42分
- 最新掲載日
- 2016年 10月05日 03時17分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 0件
- 総合評価
- 0pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付けない
- 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 353文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
病殺人鬼
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N3680EE|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
突如として、闇が世界を覆った。それは不浄とはまた違う別のもの。
そもそも、悪魔を生み出す不浄は天羽照によって世界から不浄を消しさった。今では、意味を持たなくなった教会で式をあげて祝福する程度で、平和だった。
しかし//
N3967EC|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
その他〔その他〕
これは、架空世界の物語。
王制が占める世界で、唯一民主主義となったペソ。それにより、男女差別が無くなり文字を学ぶ事が女性でも許されるようになった。
しかし、いまだに男尊女卑の世界で、女性に文字を教えるペソ国に批判し//
N7749DP|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
その他〔その他〕
※この作品は、アルファポリス様の投稿ページと二重投稿になります。
尚、なろう投稿と作者は同一人物です。
ストーリー内容は……読んで下さい。異能力と、科学と、宗教が交じる話とだけ述べておきます。
N4228DP|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
歴史〔文芸〕
世界各地には、まだ発見されていない遺跡やお宝が眠っている。例えば、エジプトにあるピラミッドがそうだ。あそこにはまだ、隠された秘密の部屋が存在する。
それは、日本も同様だ。まだ、解明されていない数多くの謎が存在する日本//
N9086DO|
作品情報|
完結済(全1エピソード)
|
その他〔その他〕
各王がいる世界に突如現れたワープ。そこから現れた謎の敵。そんな敵をびくともしない最強の力を持つ王。それがしに、侵略者は駆逐され、事態は終息されると思われていた。
※アルファポリスにも投稿しております。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。