- あらすじ
- これは、何時か辿り着く始まりの物語……
元は令嬢だったあやめは、現在、女中としてある作家の家で働いていた。
紡ぐ文章は美しく、されど生活能力皆無な締め切り破りの問題児である玄鳥。
手のかかる雇い主の元の面倒見ながら忙しく過ごす日々、ある時あやめは一つの万華鏡を見つける。
持ち主を失ってから色を無くした、何も映さない万華鏡。
その日から、月の美しい夜に玄鳥は物語をあやめに聞かせるようになる。
彩の名を持つ鬼と人との不思議な恋物語、それが語られる度に万華鏡は色を取り戻していき……。
過去と現在とが触れあい絡めとりながら、全ては一つへと収束していく――。
【以前掲載していた作品を再投稿したものです。】
※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。 - Nコード
- N1995JB
- 作者名
- 響 蒼華
- キーワード
- シリアス 女主人公 和風 近代 ハッピーエンド あやかし 鬼 オムニバス風
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2024年 07月18日 17時31分
- 最終掲載日
- 2024年 07月24日 12時00分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
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- 6件
- 総合評価
- 38pt
- 評価ポイント
- 26pt
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- 文字数
- 149,912文字
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彩鬼万華鏡奇譚 天の足夜のきせきがたり
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