- あらすじ
- 黒竜の花嫁に選ばれる事は、この国ではとても誉れ高い事である。
けれど、その条件は決まっていた。
白い髪をしている事、青い瞳である事。そして前世の事を覚えている事。
伯爵令嬢であるレイシスは白い髪と青い目をしていた為に、物心つく頃に黒竜の花嫁の話を聞かされて育った。
(もしかしたら黒竜様の花嫁になれるかも)
そうして内心期待をしていたのだけれど、もう一つの条件だけはどうしても満たせなかった。
昔の事を全く思い出せないのだ。
前世の記憶など欠片も浮かばないまま、初めて黒竜と対面することになった。
けれど懐かしい気持ちも思い出も湧き上がらない。
唯一思い浮かべられたのは「黒竜の赤い瞳が好物の果物にそっくり」という事だけ。
なのに何故か黒竜はレイシスに求婚した。
前世の記憶がないと伝えても、「その内に思い出す」と言われてしまい、そのままレイシスは婚約者として迎え入れられた。
黒竜は優しく、レイシスをとても大事にしてくれる。
嬉しさと共に罪悪感が募る。
(本当に私が花嫁なの?)
一向に記憶は戻らず、けれど胸には愛しさが芽生え続ける。気づけば結婚の日となった。
彼と一緒になれる嬉しさと、彼を騙していないかという不安がぐるぐるしている中、一人の女性が現れた。
白い髪と、青い目を持つ美しい女性は、黒竜とレイシスの前に立ってこう言った。
「私が本当のあなたの花嫁です」
ハピエン、両片思い、ご都合主義大好きな作者によるお話です(*´ω`*)
カクヨムさんにも投稿してます、よろしくお願いします☆
- Nコード
- N1990KC
- 作者名
- しろねこ。
- キーワード
- R15 HJ大賞6 ネトコン13 123大賞6 スピアノベルス大賞1 ほのぼの 女主人公 人外 西洋 日常 ハッピーエンド 異類婚姻譚 GOマンガ原作者大賞 ネトコン13感想
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 02月13日 21時51分
- 最終掲載日
- 2025年 02月20日 06時44分
- 感想
- 1件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 49件
- 総合評価
- 604pt
- 評価ポイント
- 506pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 9,958文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒竜様の花嫁候補 〜本当に私でよろしいですか?〜
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品
N1881ID|
作品情報|
連載(全6エピソード)
|
童話〔その他〕
クラゲの魔女が現れるのは決まって雨の日。
不思議な薬を携えて、色々な街をわたり歩く。
しゃっくりを止める薬、、猫の言葉がわかる薬食べ物が甘く感じる薬、――でもこれらはクラゲの魔女の特別製。飲めるのは三つまで。
とある少//
N2021KT|
作品情報|
完結済(全7エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
魔族であり、新米幹部でもあるベルフィリオは、魔王の命令で各地のダンジョンを巡る日々を送っていた。相方の使い魔白にゃんこのキトンと共に、ダンジョンチェックを行いながら管理者としての役割を果たしていく。
ある日、ベルフィリオ//
N6187HW|
作品情報|
連載(全19エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
愚図で鈍感で気が利かない…そんな評判を持つ彼が、妙に気になる。
そして当たらずとも遠からずなその評判は、確かに一部は当てはまっていた。
しかし大半は悪意ある人達による歪んだ
噂であった。
自分の事より他人の心と//
N1990KC|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
黒竜の花嫁に選ばれる事は、この国ではとても誉れ高い事である。
けれど、その条件は決まっていた。
白い髪をしている事、青い瞳である事。そして前世の事を覚えている事。
伯爵令嬢であるレイシスは白い髪と青い目をしていた為に//
N1572IP|
作品情報|
連載(全68エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「愛してる」
そう伝えたのは嘘ではない。心からの言葉と思いだ。
ただそれを伝えてはいけない女性に伝えた事が過ちのきっかけであろう。
太陽神であるソレイユが愛したのは異母妹である月の女神ルナリア。
半分とは言え血の繋//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。