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悪い子のクリスマス

短編
あらすじ
「ブライト様は、サンタクロースを信じていないのですか?」
 まだ幼い領主に仕えるセラがこう質問をすると、ブライトはいつものようにバツの悪い顔をして笑うのだ。
「話は知っているよ。けれど、悪い子には来ないらしいから関係ないかな」

 聡い領主はきっと、セラがプレゼントを用意したところでサンタクロースの仕業とは思わないだろう。セラが気を利かせたと考えて、後でお返しをしてくるところまで想像できてしまう。
 そうはさせたくなかった。それに、悪い子には来ないと淋しく笑う領主のその考え方を変えたかった。

 けれど、雪国で暮らしていたセラにとって、砂漠の国でのクリスマスは未知だ。だから彼女は自分なりに都へと出掛けてみることしたのである。

 そう、これは、悪い子に渡すクリスマスプレゼントのお話。

※本作品は、なろうで公開している長編小説「カルタータ」の番外編です。本編を知らなくとも読むことができます。
Nコード
N1934JM
作者名
希矢
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2024年 12月25日 19時24分
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文字数
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