- あらすじ
- 自暴自棄になった底辺魔法使いの少年は、穴に杖を捨てる。
すると穴から女神様がでてきて、こう言うのだ。
「あなたが落としたのは、この金の杖ですか？」
「ちがいます」
「では、この銀の杖ですか？」
「ちがいます」
「では、落としたのは、この木の杖ですね？」
「……ちがいます」
少年はヒネクレていた。
――落としたのではない。捨てたのだ！
「……ひねくれ者のあなたには、この穴を差し上げましょう」
少年がもらったのは、なんでも呑み込んでしまう魔法の穴。
勇者だって魔王だって、穴へ吸い込んでいく。
「ケッ、底辺が――」
「てい！」
少年が手をかざすと、勇者が穴に落ちていった。
「よく来たな、人間ど――」
「てい！」
エラそうにしていた魔王も穴に落ちていった。
「よくぞ魔王を倒した！ 王として礼を言――」
「てい！」
ついでに王も落としてみる。
少年の快進撃はとどまることを知らない。
次は一体なにを落とすのだろうか。
※カクヨムからの転載になります。
一部完結といたしましたが、二部、ヒモがあったから引いてみたもUPすることにしました。
二部は新天地にて再起をはかります。
新たに得たスキル鼻フックで無双。
あと、女奴隷でヒモ生活も目指します。ヒモだけに。 - Nコード
- N1920IA
- 作者名
- ウツロ
- キーワード
- 主人公最強 ざまぁ チート クズ 魔法 コメディ 男主人公 ハーレム ご都合主義 冒険者 エロ 空間収納 魔王 勇者 HJ大賞4
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2023年 01月07日 10時11分
- 最終掲載日
- 2023年 06月24日 12時34分
- 感想
- 3件
- レビュー
- 1件
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- 58件
- 総合評価
- 360pt
- 評価ポイント
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- 128,984文字
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穴があったから入れてみた
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