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追いかけてきたアナタの言葉で幸せが溢れる

短編
あらすじ

あの日、私の目の前に飛び散った赤を忘れることなんて出来ない。
大切で大好きだったアナタが傷つき、倒れた姿を見た私の中に生まれたのは恐怖だった。
強いアナタだって、死ぬことがあることをその時になって、ようやく思い至った。
もし、その原因が私であったら、正気でいられるだろうか。

ーーーだから、逃げたのに。

「ずっと傍にいるって言っただろう?約束を違えるな⋯⋯」

珍しく弱った声に思わず、いつものように背の高い彼の頭を撫でた。
こんなことが癖になるほど、ずっと一緒だったなぁとボンヤリと思う。
そんな私の手をとったアナタは言った。

「責任をとって、俺と結婚してくれ」

懇願するように手の甲に落とされたキス。
この胸の高鳴りをアナタは分かっている?

「お前は目を離すとすぐに死にかけるからな。俺が守ってやりたいし、幸せにしたいんだ。⋯⋯なぁ、いいだろ?」

そう言って、目を細めて笑ったアナタの手を振り解くなんて、私には出来なかった。

ーーーだって、私はアナタが好きだから。
Nコード
N1609IC
作者名
ルゥルゥ
キーワード
R15 残酷な描写あり 冒険 シリアス 女主人公 チート 魔法 ハッピーエンド アイリスIF2大賞 勇者 魔王
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2023年 02月23日 20時15分
最終更新日
2023年 02月23日 23時29分
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総合評価
98pt
評価ポイント
82pt
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開示設定
開示中
文字数
12,676文字
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N1609IC| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
あの日、私の目の前に飛び散った赤を忘れることなんて出来ない。 大切で大好きだったアナタが傷つき、倒れた姿を見た私の中に生まれたのは恐怖だった。 強いアナタだって、死ぬことがあることをその時になって、ようやく思い至った。//
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