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今年で成人しましたが、エルフの里では赤ちゃんとして可愛がられるの怖い

短編
あらすじ
 俺の名前は、ルカ・フィロー。

 今年で18になる。

 帝国では、成人として扱われる歳なのだが――

「はぁ~い♡ ボクくん、今年で、お幾つになりまちゅか~? お名前、きちんと、言えるかなぁ~?」
「…………」

 人間で言えば、7歳くらいの幼女(エルフ)に、赤ちゃん言葉で名前を聞かれている。



 肩に弾を受けて負傷した士官兵、ルカ・フィローは、伝説上の存在と言われていたエルフに救われる。

 彼は、怪我が治るまでの間、エルフの里で治療を受けることになったのだが――

「あらぁ~♡ お目々、覚めまちたか~? う~ん? ボクくん、どこか、痛いところあるかなぁ~?」
「…………」
「はぁ~い♡ ボクくん、今年で、お幾つになりまちゅか~? お名前、きちんと、言えるかなぁ~?」
「…………」

 1200年も生きる長寿種のエルフから視れば、人間は赤ん坊と同然で、美男美女しかいないエルフたちから赤ちゃん扱いで甘やかされることになってしまった。

 エルフの里で暮らす間に、徐々に視えてくるエルフの生活様式。三人のエルフの世話係に赤ん坊扱いされながらも、ルカはエルフたちの生活に慣れてくるが、彼を探しに来た人間軍の魔の手が迫っていた。

「なら、いっちょ、人間の赤ん坊がエルフの強さを見せてやりますか」

 軍略に長けたルカは、エルフのチートじみた能力を用いて、里を守るため彼らに立ち向かう。

 人間とエルフ、赤ん坊と成人、暴力と搦手、類を見ないほどに奇妙な戦いが今始まる。
Nコード
N1479HA
シリーズ
短編小説
作者名
端桜了/とまとすぱげてぃ
キーワード
R15 残酷な描写あり ギャグ シリアス ほのぼの 男主人公 ハーレム チート 魔法 エルフ エルフTUEEEE ファンタジー 金髪 銀髪 赤ちゃん
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2021年 06月06日 19時10分
最終更新日
2021年 06月20日 18時56分
感想
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文字数
29,404文字
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