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- あらすじ
- 「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう告げた。
ルイスは皇后の直々の息子ではなく側室の息子だった。
継承争いのことから皇后から命を狙われており、十日後には戦地へと送られる。
生きて帰ってこれるかどうかも分からない。そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い涙を流すわけでもなく。私は皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドが夫に手紙を出せと言い出してきた。
彼に手紙を送ったところで、私を愛していない夫はきっとこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、悪意を込めて手紙に書きだしてみた。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて⋯。
形式上だけの愛のない夫婦だった私達が、手紙のやり取りを交わすことでお互い感情を出し合っていく。
ときに言い合い、ときに慰め合う。夫婦という一番近い存在なはずなのに、手紙を通じてしか想いを伝えることができない遠い関係。
そう、思っていたのに。
戦争から帰ってきたルイスは何故か私に好意を向けていて・・・
☆
※連載版を作りました!そちらもどうぞよろしくお願いします!
※短編ランキング1位、ありがとうございます!
- Nコード
- N1363JW
- 作者名
- にゃみ3
- キーワード
-
集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 アイリスIF7大賞 アイデジIR大賞 ESN大賞9 女主人公 西洋 中世 政略結婚 手紙 文通 ネトコン13
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2025年 01月03日 02時06分
- 最終更新日
- 2025年 03月03日 20時07分
- 感想
-
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- 文字数
- 22,603文字
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