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【あ】

短編
あらすじ
【 】を失った。それが何かはわかっているが、口に出すことも考えることもできない。
 私自身、突然の事で驚いている。
と、言っても脳の疲れか何かで、一時的なものなのだろう。
そう恐れず、様子を見ることにしよう。
 私の数少ない友人なら親身になって聞いてくれるだろうし
相談したいところだが、最近、何かと忙しいらしい。
 友人はすごいんだ。高名な博士の助手の中でも優秀で
信頼されているとこの前、話してくれた。
 しかし、自分で言うのも何だが私だって優秀だ。
私も何か手伝えたらいいのだが、ま、それを考えるのは
この懸念材料が消えてからしよう。
Nコード
N1346II
作者名
雉白書屋
キーワード
ショートショート
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2023年 07月26日 11時00分
最終更新日
2023年 07月26日 13時08分
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